「グレースオブモナコ 公妃の切り札」観ました
2013年 フランス
監督 オリビエ・アダン
出演 ニコール・キッドマン
テイム・ロス
フランク・ランジェラ
1950年代のハリウッド人気女優からモナコ公国の公妃となったグレースケリーのお話。
結婚して6年、グレース王妃はお城の中では孤独で(国家の窮地で夫は時間的にも精神的にも余裕がなくグレースの事を気使う余裕がない。使用人ともうまくいっているとは言えず)
夫も自己主張の強いアメリカから来たグレースに不満を抱いている。
しかし、グレースがただ一人本音を言える神父さんの助言により王妃としての外交儀礼、モナコの歴史などその他本気で勉強するようになり変わっていく。
大まかな内容は、上流階級に嫁いだ女性に良くあるようなお金には困らないけれど、夫との擦れ違いで孤独だったり、家の継承にかかわる問題や自分を(結婚前のキャリアを含めて)認めてもらえない現実などの話のような気がしましたが、その中でも印象に残ったのは、神父さんの言葉かな。
遠い祖国にいる母親に電話するも解決にはならず、
父親とは以前から確執がありそれもグレースに大きな影響を与えているのだなと思うと、涙が出ました。
それとニコールキッドマンはとても綺麗でした。
でも「ダイアナ」の時もそうだったけれど、本物の人物の品の良さにはかなわないなあとも思ったのでした。