杜鵑(トケン)類をまだ見たことがなかったので、餌となる毛虫の多そうな桜の木の多い場所と見当をつけて探していました。
人もいないのでちょうど良いので。

トケンどころか他に鳥がいませんでしたが、だめもとで
何度も通ううちに見ることが出来ました。初見初撮りです。
遠いですが、横から見ると喉の部分が茶色く、風切りの部分に赤茶色の斑が目立ちました。胸から腹の横縞ははっきり見えます。

同個体ですが、近くの木に。下から見上げると胸の横縞が途切れ途切れの細い線に見えました。見る角度によって、こうも違うのかと思いました。


下尾筒には斑が見えません。

帰宅して調べてみると、どうもホトトギスのようです。双眼鏡でも見た感じは、赤色型幼鳥の様に思いました。
図鑑にカッコウは体が大きい、ホトトギスはツツドリより小さいと書かれていましたが、カッコウもツツドリも見たことがないので比べようがないですね(笑)
同定が間違っているかもしれません。
自力で探せたのが嬉しく、初めて、飛んでいる所や木を移動したところも見られたので、これからトケン類が見えるようになるかもしれません??
生態は、子供を自分では育てず、主にウグイスの巣に卵を産み付けウグイスに
育ててもらうのです。(托卵)ちゃっかりしていますね。
夏鳥で飛来したばかりの頃は一晩中鳴いていたりしますが、これも変わった生態だと思います。
中国および南西部・朝鮮半島・マレー半島で繁殖し、インド・バングラデシュ・マレー半島で越冬。
日本では、夏鳥として北海道南部・本州・四国・九州・伊豆半島に渡来。
TL27㎝
WS46㎝
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