2013年ハワイの旅（その30）カハラモールからワイキキへ。

このブログを書くにあたり、
私の頼りない記憶力を補うため、
現地で簡単なメモを残してきている。
しかし、そのメモがあまりに少なすぎて補えないこともある。

さて、カハラモールからの帰りの話である。

ワイキキで両替えをしたかった私たちは22番のバスを待つことにした。
バス停のそばにはゴミ箱があって臭かった。

22番のバスは1時間に1本程度と少ないことはわかっていたが、
すでに数人待っている人がいることから、
バスの到着までそう時間はかからないのではという気がした。

日本人の女の子も2人待っていて、
そのうちのひとりはお腹が空いていたらしく、
「ちょっとマックに行ってくると言いだした。」
すると、お姉さんらしい娘が、
「あんた、もうすぐバスが来ちゃうから無理だよ」、と止めたが、
妹は聞く耳をもたず、30メートルほどの所にあるマックへ掛けだしていった。
「あーあ、行っちゃった。
でもあの子駆け足早いから大丈夫。」

5分後、妹は無事戻ってきたがバスはまだ来ない。

「バスなかなか来ないねえ。」
と、私がその子たちに声をかけると、

「そうですねえ。もうすぐ来るはずなんですけど、
しょっちゅう遅れるんですよ。
この間も30分ぐらい遅れたことがあって、
学校に遅れちゃったんですー。」

その子たちは日本からハワイに留学している中学生と高校生で、
バス通学をしているらしい。

「あーあ、早く来ないとパーティー遅れちゃう」と妹。
友達の家でパーティーをやっている最中らしいが、
夕暮れでお開きになってしまうので間に合わないという。

私たちがバスを待ち始めてから20分ほど過ぎただろうか。
バスを待つ客は次第に増え、10人ほどになっていた。

私たちは、もう22番ではなくても、
カパフル通りまで行けば乗り換えてワイキキへ行けると思い、
来たバスに乗ってしまうことにした。

そしてさらに5分後、ようやくバスが到着した。
（残念ながらこのバスの番号を覚えていないのだ。）

このバスはアラワイゴルフコースの外れ辺りでカパフル通りに出て、
そこを右折してしまったので、ひとつめのバス停で下車した。

当初はその辺りからまたバスでワイキキまで行こうかと思っていたが、
もうこんなチャンスは二度と無いと思い、私たちは歩くことにした。

カパフル通りをノンビリ歩き、アラワイゴルフコースを過ぎたところで右折すると、
アラワイ運河の端に出た。
運河沿いには歩道が造られていて、散策にはもってこいの気持ち良さだ。
そこから10分ほど歩いたら左折し、クヒオ通りに向かうと、
ちょうどフードパントリーの交差点に差し掛かった。

そこを右折し2ブロック進み左折するとDFSがあり、
その向かい、焼肉ヒロシの隣が両替所だ。

ふぅー、着いたあ。
うん、でも気持ちよかったし、そんなに遠くなかったね。


その後は19番のバスでカイマナビーチホテルに戻った。

2013年ハワイの旅（その29）マカプウの帰りはカハラモールへ。

マカプウの登頂に成功した私たちは、
また徒歩で坂を下りシーライフパークに戻った。

シーライフパークって面白いのかな？
さあ、どうだかねえ。
ガラガラだよね。
ま、オアフで行くとこがなくなったら入園してみようか。

帰りも22番のバスで来た道を帰るつもりだったが、
いくら待ってもバスは来なかった。

来ないねえ。
うん、来ないねえ。
たしか1時間に1本ぐらいしかないんじゃなかったかな。
iPhoneのバスのアプリがあれば良かったのにねえ。

バス停には屋根が無く、灼熱の太陽が容赦なく照りつけていた。

同じく途中からバスを待っているローカルらしき少年は、
最初ベンチに腰掛けていたが、木陰に避難してしまった。

30分後、ようやくバスが到着し、私たちは帰途につくことができた。


車内に乗客は数名。

いくつかのビーチを過ぎハナウマベイに着くと、
往路でも一緒だったような日本人客が大勢乗車し、
たちまち満員になった。

ねえ、ちょっとカハラモールに寄ってかない？

ああ、いいよ。
何か面白い店はあるかねえ。

で、約20分後カハラモールに到着。
あれれ、意外と小さいねえ。
モールに入ってみると想像よりずっと狭く、平日だからか客もまばらで、
高級住宅地のそばにあるショッピングモールという感じはしなかった。
ブランド品に興味のない私たちには、これといった店は見あたらなかった。

じゃあ、メシでも食うか。

で、向かった先はクルクル寿司。

おおっ、回転寿司はどこにでもあるんだねえ。

入店すると客は半分ほどの入りで、
ほとんどがローカル風。
日本人は誰もいないようだった。

とりあえずマグロとハマチと味噌汁ね。
カウンターの中で、白人のお兄ちゃんが握っている（作っている）みたい。

味はまあ、ハワイの他の店とさして変わらず。
なんとかお腹はいっぱいになった。

そのあとはロングスドラッグだけをちょっと冷やかしてから帰ることに。


ところが、またしてもバスは来なかったのだ・・・。（以下、次号に続く）

2013年ハワイの旅（その28）そしてマカプウの頂上へ。

先頃タレントのイモトなにがしという女の子が、
8,000メートルを超えるマナスル登頂に成功した。
彼女は長期のトレーニングを積み、
大勢の専門家やシェルパのサポートを得て偉業を達成した。

だが私たちはたったふたりで、オアフ島最南端のマカプウ岬に挑んだ。

イモトなにがしは高山用に誂えた重装備を身につけていたが、
私はTシャツに短パン、スニーカーにリュック。
連れもTシャツに短パン、そして足元は、
昨年ダイヤモンドヘッド登山にも成功したクロックス、という軽装だ。

入口からしばらくはなだらかな坂が数百メートル続いた。
普段毎日登っている宮益坂よりも緩い勾配だ。
しかも道路は舗装されているので楽勝気分。

雲がひとつもなく太陽が暑い。

ダイヤモンドヘッドと違ってほとんど登山客はおらず、
たまに下山してくる人はカップルかジョギングの途中のようだ。
私たちは山のルールに従って、笑顔でグッモーニン！と声を掛けると、
あちらも笑顔でグッモーニン！と返してくれる。
山はいいなあ。

坂は次第に勾配が急になる。

最南端と言うことで風が強いらしく、
木々はまるでパタゴニアで見るように横に曲がっている。

はあはあはあはあ。

10分も登ると息が荒くなってきた。
そろそろ酸素が薄くなってきたのだろうか。
宮益坂に例えればもう3回連続で登ったような疲労感だ。
Tシャツは汗だくなので脱いでしまい、上半身は裸だ。
だが、まだ頂上は見えない。

途中、クジラが見えるというポイントがあったが、
この日は見えなかった。
日本だと1分100円の望遠鏡が設置されているだろうが、
ここにはそんなものはなかった。
こちらの人はよほど視力が良いに違いない。

はあはあはあはあ。

下を見るとてっぺんが赤い小さな灯台が見えた。

はあはあはあはあ。

ようやく頂上が遠くに見えた。

ところが、上から来た若者は、
やっと半分だよがんばれー！
と言ってスタスタと降りて行った。

えーっ？
まだ半分？
もう見えてるのに？

こりゃあダイヤモンドヘッドよりきついんじゃないかなあ。

宮益坂を5回連続で登ったような疲労感が訪れた頃、
ようやく広場のような開けた場所に到着。
頂上までは50メートルだ。

なあんだ。
さっき半分って言われたけど、すぐだったじゃん。

頂上は手すりの付いた岩場の端にあった。

うぉー！

やったあ！

登頂に成功だあ！

すごいねえ！

海がきれい！

カイルアの方まで見えるねえ！



帰り道は意外にもめちゃくちゃ楽ちんで、
あっという間に入口までたどり着いてしまった。

あれえ、ずいぶんあっけなかったねえ。
上りはあれほど大変だったのにねえ。

うん、距離としては1,5キロか2キロぐらいだったかな。

登頂にかかった時間=小一時間。
頂上での滞在時間=5分。
下山時間=25分
（あくまでも感覚的なものです）

いいとこなのに日本人は誰もいなかったねえ。
うん。
頂上にパンケーキ屋ができれば行列ができるんじゃない。

2013年ハワイの旅（その27）シーライフパークからトレイル入口へ。

カハラを過ぎたバスは海沿いの道を走りハナウマベイに到着。

ここでほとんどの乗客が降りて車内はガラガラになったので、
ずっと立ちっぱなしだった私たちはようやく海側の座席に着席することができた。

バスは景色の良い海沿いの道を快調に進んで行く。
ああ、バスの窓がもう少しきれいだったら良いのにねえ。
うん、なんでこの窓は曇っているんだろう。

事前情報ではハワイカイゴルフクラブのバス停で下車すれば、
トレイル入口まで平地を歩けて楽だと書いてあったので、そうするつもりだった。

しかし、気がついたときにはそのバス停を過ぎていて、
トレイル入口を過ぎ、坂を下り、終点のシーライフパークについてしまった。

降りたのは私たちと数人のみで、入口付近はガラガラだった。
あれれ、まいったな。
入口まで戻るには坂を登るようだね。
まいいか。

シーライフパークから海沿いの道に戻ると、
すぐ下にビーチがあり、海の色がワイキキよりも数段きれいだった。
波はやや荒かったが、数十人が泳いだりサーフィンをしたりしていた。

私たちは坂をゆっくりと昇り、10分後ぐらいにトレイル入口に到着した。
駐車場にはクルマが10台ぐらいあったかな。

さあ！トレイルに出発だあ！

2013年ハワイの旅（その26）22番のシーライフパーク行きに乗車。

マカプウ岬トレイルは今回の旅の目的のひとつとして、
あちこちのブログを読んで面白そうだということで行くことに決めた。
舗装道路なので昨年挑戦したダイヤモンドヘッドより数段簡単ということだった。

カイマナを出て、数軒先のアウトリガーカヌークラブ前のバス停へ。
バス停からはダイヤモンドヘッドが目の前に見え、
道路の真ん中には噴水があった。

バス停にはすでに先客が数名いて、
その中のおじいさんはiPhoneを見ながら、
TheBusの到着時刻を教えてくれた。
どうやら最近は、TheBusの位置を示すアプリがあるらしい。

来年は私たちもiPhoneにしてアプリを入れようか。

10分後、到着した22番のバス車内は、
ハナウマベイに行くらしい乗客で満員で、
7割ほどは日本人のよう。

バスは海沿いの道を少し進んだ後、
カハラの高級住宅地方面へ。
テニスコートがある豪邸やゴルフ場を通過。
また海沿いの道へ戻り、ひた走って行った。

2013年ハワイの旅（その25）7日目の朝食はハウツリーラナイへ。

ハワイは私にとって身体と心の湯治場のようなところ。

あたたかい気温と、乾いたきれいな空気が身体をほぐし、
仕事から離れることで心を癒してくれる。
たまりに溜まっていた疲労が日毎に薄れていき、
どんどん元気になってくる。

とは言っても、あまりに毎日動きすぎると、
また新たな疲れが生まれてきちゃうんだけどね・・・。


7日目。

朝6時起床。
空はやや曇っているが
風は乾いている。

朝食は宿泊に含まれていて昨日予約した、ホテル1階のハウツリーラナイへ。

こちらのオープンは7：00からなので6：45ぐらいにロビーに降りると、
すでに数人の行列ができていた。

ハウツリーラナイは、
私たちがこのホテルに宿泊し始めた6年前はまだガラガラだったが、
数年前からエッグベネディクトなどがおいしいと人気のレストランになっていて、
他のホテルからツアー等で訪れる客が多い。

そのため、ホテルの宿泊客も予約が必要になってしまったのでちょっと不便。

私たちは中央ビーチ沿いのハウツリー下の、お気に入りのテーブルに着席。
顔なじみのスタッフが笑顔でコーヒーを入れてくれる。
メニューは定番のコンチネンタル。
パパイヤとダニッシュ3個の軽い朝食。

最初の頃はエッグベネディクトなどをいろいろ食べてみたこともあったけど、
どれも量が多すぎて朝から満腹になっちゃうから、
数年前からはずっとこのメニューなんだ。

続々と客が訪れ7割ほど席が埋まる頃、
私たちは早々に退散し、ほんの少しだけ横のカピオラニ公園を散策。

この日はいよいよ、今回の旅のポイントでもあるマカプウ岬トレイルに出かけるのだ。

2013年ハワイの旅（その24）6日目の夕食は義経へ。

夕陽を見た後は、海岸沿いをお散歩しながら夕食に。
向かった先はパークショア1階の和食屋「義経」。

ここはカイマナビーチホテル滞在中にはちょくちょくお世話になる店で、
入口は狭いが中は意外と広くて、4人掛けテーブルが10卓ほどの他に座敷も数カ所あり、
満席で待たされたことはこれまで一度もない。

スタッフは調理場も含めてみなベテランの日本人で、
異国の緊張感がまるでないのが私たちにはグッド。

各種定食やコース料理など料理のメニューも豊富で味もそこそこ。
しかも割とリーズナブルなお値段だし、
料理が出てくる間合いもベストなんだな。

ワイキキの外れにあるため地元の常連客が多いようで、
あまり騒がしくないところも好ましい。

この晩はまだ時間が早く、珍しくテーブル席が空いていたので、
カウンターの前のテーブル席に着席。
私たちはメニューを詳細に検討し、
私はヒレカツ重を、連れは天ぷらコースを注文。
あとビールもね。

店内は次第に混んできたが、
私たちはゆっくりとおいしい料理を完食することができた。

ごちそうさまでしたー！

2013年ハワイの旅（その23）カイマナの夕陽は美しい。

カイマナにチェックイン後、荷ほどきが終わると間もなく夕陽の時間。

ビーチには海水浴客の他に、夕陽を見に来たローカルが大勢いて、
のんびりと夕陽が沈んでいくところを見守っていた。

ひとつだけ心配なのは、貨物船が夕陽と重なってしまうこと。
毎日ちょうどこの時間、ゆっくりと南東から北西に向かう定期航路らしき貨物船が、
夕陽の沈む速度とシンクロして、まさに陽が沈む場所に重なってしまうことがあるのだ。

この日は貨物船の速度が少しだけ遅く、夕陽が水平線に沈むところがきれいに見えた。

2013年ハワイの旅（その22）今年もカイマナに帰ってこられた。

イリカイからカイマナってなんだかしりとりみたいだな。
まいいか。

ワイキキの西から東へはタクシーを利用。
所要時間はわずか15分ぐらいかな。
中心部を抜け、動物園を過ぎて、
カピオラニ公園を貫く一方通行の道に入ると、
懐かしさがこみ上げてくる。
そして、カイマナビーチホテルに到着。

駐車場も、入口の小さなコンビニも、ホテルのエントランスも、
フロントも、スタッフも、何も変わっていない。

今年の部屋は昨年よりワンフロア上。
毎年、私たちの部屋のラナイ（ベランダ）にちょうどヤシの木がかかるように、
スタッフの女性が部屋を押さえてくれるんだけど、
今年はヤシの木が1フロア分、成長したんだね。

目の前のこじんまりとしたビーチも、
横のカピオラニ公園も、駐車してあるクルマさえ何も変わっていない。

ああ、また帰ってこられたんだね。

私たちが毎年ハワイに来る目的の半分は、
このホテルに来るためにあるといってもいいだろう。
それほどこのホテルが好きなんだ。

そして、このホテルはなんとなくパレスホテル箱根にも似ているんだ。

中心部の喧噪から離れた、ちょっと不便だけどゆっくりとくつろげる環境。

築年数のたった、コンパクトな規模の白い外壁の建物。

そして何より、スタッフみんなの温かい笑顔・・・。


わずか4日間の滞在だけど、今年もよろしくね。

2013年ハワイの旅（その21）久々のゴルフは楽しい。

ふぁあ、箱根を書いたので次はハワイに戻ります。
えーとどこまで書いたんだっけかな。
あ、そうそうゴルフでした。

6日目の引越の日は昨年同様、
イリカイホテルのチェックアウトとカイマナビーチホテルのチェックインの
時間差を利用してゴルフにでかけた。

利用したのも昨年同様、アラン1のツアーで、
ベイビューゴルフクラブでのレッスン＆ラウンドツアー。

ゴルフ歴は長いんだけど最近は年に数回しかゴルフをしない私と、
年に1回しかゴルフをしない、今回でたった4回目の連れでも楽しちゃうのがこのツアーなんだよね。

インストラクターNさんの奥様の運転でスムーズにベイビューに到着。
途中の山ではちょっと雨が降っていたけど、
こちらはもう上がったようで良い天気。
これなら気持ちよくラウンド出来そうだ。

まずはその前にドライビングレンジでNさんのレッスンから。

こちらは毎年誰もいなくて私たちの貸し切り状態。
今年も私たちと、同じツアーの3名のみ。
いくら下手でも文句は言われないね。

約一時間、Nさんに熱心にレッスンをしていただいたおかげで、
ちょっとは当たるようになった私。
連れは毎度のことながら、グリップから始めてあちこちアドバイスをいただきすぎて混乱模様。

さあ、ラウンド開始ー！

昨年からオーナーが変わってグリーンの状態が良くなったこのコース。
今年もコンディションは良さそうだ。
1番ホールのティーショット。
昨年もそうだったが、弱めに打ちすぎてグリーン手前で失速。
出だしからダブルボギーにしてしまった。
連れはマイペースでゴルフならず”ゴロフ”ながらも楽しんでいる様子。

ノンビリとゴルフを楽しんでいると、途中11番ホールあたりで突然スコールが来た。
あれれ、まいったな。
じゃあ木陰でちょっと休憩しよう。

3年前ぐらいにハワイプリンスを回ったときもスコールが来て、
あまりの豪雨に途中で止めたことがあったっけ。

でも10分ほどで雨は止み、その後はまたいいお天気。
スコアは内緒だけど、パーも何回かとれたし充分ゴルフを楽しむことができた。

Nさん今年もありがとうございましたー。
来年もよろしくお願いしまーす！

さ、じゃあ引越だね。