井の頭公園の紅葉も見頃。（その2）

●ここだけは昔から変わらない。

公園内をぐるりと歩いてみれば、
美しい紅葉があちこちで見られ、
まともなカメラを持ってくれば良かったなと後悔した。
おそらく週末はかなりの人出になるだろう。

あちこち変わってしまった街の中とは違い、
この公園内だけは昔から変わらぬ風景が残っていた。

この項終わり。

井の頭公園の紅葉も見頃。（その1）

●これまで見たことがないほど見事。

吉祥寺の街は、住みたい街ランキングなどであまりに人気が出たせいか、
住宅や店舗の家賃が高くなったようで個人経営の店が減り、
どこにでもあるチェーン店ばかりになってしまった。
そんな理由から足が遠ざかっていたところへ、
今回のコロナ騒動が追い討ちをかけ、
かつては大好きな街だったのに、
もう半年近くも足を踏み入れていなかった。

本日所用のため久しぶりに吉祥寺を訪れると、
あちこちの変わりように驚いた。
それは、老舗レストラン葡萄屋が閉店したこと、
中道通りにポツンと残されていた昭和の住宅はビルになっていたこと。
井の頭公園入り口のレストラン芙蓉亭も閉店・・・。

井の頭公園に入ってみると、
平日でしかもこのご時世のためか人出は少なかった。
しかし、紅葉はまさに今が見頃になっていて、
あれ？公園内にこんなにもみじの木が多かったけな？と思うほど、
これまで見たことがないほどの美しさだった。
（画像）

まだまだ見頃な近所の紅葉。

●しかし今年はつまらない1年だったなあ。

ふぁあ、時の過ぎるのは早いもので、あっという間に12月も半ばに差し掛かろうとしている。

2月に始まったコロナ騒動により、
プロ野球やオリンピックなどスポーツイベントが延期や中止になり、
コンサートや展覧会など文化的イベントも同様。
さらに旅行や飲食まで制限されるなど例年の楽しみはすべて無くなった。
我が家の最も大きなダメージはハワイ旅行の中止だった。

コロナは収まるどころかまだまだ拡大中で、
テレビでは連日、医療体制の危機を伝えている。
一方、経済再生が目的のGO TOキャンペーンも継続中で、
高齢者や基礎疾患を持つ人々は外出自粛を促している。
まさにアクセルとブレーキを同時に踏んでいる状態である。
クルマだったらどちらかが先に壊れてしまのだろう。
今後はどうなるのか？

そんなおり、いつものようにウォーキングに出かけると、
近所の武蔵関公園では紅葉が真っ盛り。（画像）
落ち込み続ける気分を癒してくれるのは、
近所で見られる季節ごとの美しい風景だけだ。