ペンギンのひとりごと。

とにかく何事にも好奇心旺盛なペンギンのひとりごと。

50代後半からのロードバイク挑戦!(その27)初めてのパンク。

2016-07-04 12:44:55 | ロードバイク
●備えあれば憂いなし。

時の過ぎるのは早いものであっという間に7月に入ってしまった。

6月はやはり雨が多く、ロードバイクに乗ったのはトータル180kmのみ。
梅雨が明けたらドーンと乗るぞと思っていたら、
7月2日の土曜日は雨が降らないようだったので、
久々に福生の実家まで乗ることにした。

この日は漕ぎ出した途端ものすごい暑さで、
なるべく日陰を走ろうと吉祥寺から井の頭通りを通り、
玉川上水沿いを走った。

小平の喜平橋までは上水の南側を、
その先では北側を走ったり南側を走ったりしてなるべく木立の中を進んだ。
さらに進むと南北に通る綺麗な道が現れたので、
暑さは我慢することにして上水を離れ北へ進んでみた。

その道は後で調べるとやまもも通りという道で、
いつも通る多摩湖自転車道の終点である武蔵大和駅にたどり着くことができた。

ふぁあ、知ってるとこについたあ。
しっかし暑いな。

いつものようにダムの堤防まで坂道を登ってみる。
前に若いローディーがいたので着いていったが、
引き離されることはなく頂上に到着。
まだまだ体力があることを確認して、
すぐに登ったばかりの坂を下った。

その後はいつもの旧青梅街道へ。

奈良橋を過ぎ、芋窪を過ぎ、長い直線に入った頃、
後輪からシュッ、シュッという異音が聞こえた。

あれれ、なにか挟まったかな?

停止して、後輪を回してみるがなにも音はしない。

さらにゆっくり回してみると、シューッという音がした。

うわっ!パンクだあ!

ロードバイクを購入以来、幸運にも1度もパンクしたことはなかったのだが、
ついにその日がやってきたのだ。

ま、もうたぶん4000km近くは乗ってるんだから仕方ないかな。

さあ、どうしよう?

すぐそこに自動車修理工場があったので、
ツナギを着たお兄さんに、「この辺りに自転車屋はないですかねえ。」と尋ねると、
「いやあ、この辺りにはないですねえ。もう3kmほど先にあったような気がしますが、
古いので今は開いているかどうかわかりませんねえ。
ウチでは空気ぐらいは入れられますけど・・・。」との返事。

ううむ。まいったな。
そこまで担いで行こうかな。
でもこの暑さでは・・・。

パンクした時のための替えチューブや空気入れ、
タイヤを外したりするためのタイヤレバーは、
バイク購入時から常にサドルバッグに入っているが
とにかく1回もやったことがないので、
できれば自転車屋の人に頼みたかった。

でも、しょうがない。
自分でやってみるかあ。
だいぶ前にYouTubeで見たことがあるから、
思い出しながらやってみよう。

修理工場のお兄さんに作業スペースを貸してもらい、
さあ、修理スタート!

まず、輪行の時の要領でバイクを逆さまにして後輪を外し、
タイヤレバーを引っ掛けて中のチューブを取り出す。
ここまでは簡単だった。
まだ空気がわずかに入っているチューブを押すとシューッと音がしたので、
そのあたりをよく見てみると、カッターナイフの一コマが刺さっていた。

ああ、これが原因だったんだ。

空気入れを組み立て、新品の替えのチューブに空気を少々入れてから、
タイヤの内側にはめ込んで行った。
さらにタイヤを元どおりにはめ込んでいくが、
最後の20センチほどが固くて入らない。

あれれ、入らないよ。
どうしよう。

5分ほど苦戦したのち、一緒に輪行した相棒に電話をしてみると運良くつながった。

「もしもし、パンクしちゃったんだけど。」

「あ、そう。よかったね。いい経験になるよ。」

「あと20センチが入らないんだけどどうすればいいの?」

「慣れれば手でも入るけど、タイヤレバーで無理矢理やれば入るよ。」

という訳で最後はタイヤレバーをちょっと奥まで差し込んで、
無理矢理やったら無事はめ込むことができた。

ふぅー。
できたあ。

その後は後輪を元どおりにセットしさらに空気を入れた。
しかし空気入れはミニサイズの手押しなので、
なかなかいっぱいに入らなかったが、
100回ぐらい作業を繰り返すと、
これ以上押せないところまで空気が入った。

ふぅー。
これでとりあえず自転車屋のあるところまでは行けるだろう。

時計を見ると作業を始めてから40分が経過していた。

修理工場のお兄さんに、
「ありがとうございました。奇跡的に直りました。」と礼を言い、
福生方面へ向かったが、
結局、旧青梅街道には自転車屋は見当たらず、
実家に到着してしまった。

着いちゃった。
ま、いいか。

そして本日は実家から吉祥寺へ。

まず後輪の空気をチェックしてみると3kgしか入っておらず、
いつもの半分以下だったので満タンにしてスタート。

実家から羽村の堰に向かい、多摩サイをひたすら南下。
もう後輪は大丈夫なようで調子良く走ることができた。

しっかし今日も暑かったあ・・・。

※画像は帰路の多摩サイ立川付近

●2日間の走行距離=81.5km
●トータル走行時間=3時間50分














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