気になる写真!

このブログはその時々の好奇心で、気になった被写体を切り取り、・・・チョットだけ考えてみようと

安来節

2018-01-28 | 旅行記

玉作湯神社から・・・川に沿って下るとまもなく玉造温泉街、

足立美術館から玉造温泉街まで30km弱でしょうか、グーグルで

川の右岸を上流から下って来たのだが、目指す宿の目前で進入禁止、右岸が一方通行になっている。

右折して大通りに一旦出て、温泉街を下流側から再度川に沿って上ると無事到着。

このような工芸品、いや奉納品があちこちに飾られていた。

出雲大社の拝殿に奉納された、・・・稲わら細工の「鶴亀額」とあります。

手作りですから、味があります。

亀の頭や、鶴の翼に苦労が見えます。

さて、島根県の有名な安木節は、地元安木市や松江市の名所が登場するようですが、どじょうすくいがユニークな腰使いで人気があります。

この地は勾玉以外に砂鉄が採れたので、たたら製法が発達した地であり、砂鉄の採取とどじょうすくいの踊りは関係がありそうです。

動画撮影は禁止でしたので、こんな画像で雰囲気を味わってください。

中央で演じられている女性の両手に持っている30cmくらいの棒、両端に紅白の房が付いていて・・・これが鉢巻きに書かれている銭太鼓と言われるもののようです。

どじょうすくいの主人公は、豆絞りの手ぬぐい、腰に籠を結わえて登場です。

頭にかぶっているのは、竹で編んだ ふるい でしょうか。

・・・親父どこへ行く 腰に籠下げて

前の小川へ どじょう取りに

わしが生まれは浜佐陀生まれ

 

朝まとうからどじょやどじょ

唄に千両の値ぶみがあれば

どじょうは万両の味がある

ドジョウ、ウナギ、スッポン・・・滋養強壮ではなくて、どじょうは味が万両でした。

腰を落として後ろに突き出し上下に振る滑稽な動作は、砂金採りで疲れを癒す仕草を取入れたのでしょうか。

楽しいひととき、ありがとうございました。

伝承されている皆様の繁栄が続きますように。

翌朝の庭園です。

気温は結構低い、路面は凍結しているでしょう。

西に向かいます。


 


 

コメント
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