気になる写真!

このブログはその時々の好奇心で、気になった被写体を切り取り、・・・チョットだけ考えてみようと

台風から逃れて、岩手・三陸へ

2023-09-30 | 旅行記

東京では30度以上の真夏日が90日を記録したとか、・・・肌を刺す日差しが痛い、そんな日々が続いている。

9月上旬の週間予報で、真夏日が避けられそうな地域が東北北部と北海道だけだった。

そこで青森と岩手のドライブを計画したのだったが、台風が追いかけてくる結果となりそうで、

青森の宿泊はキャンセルして、岩手、岩泉の龍泉洞を目指し出発した。

そして、昼過ぎ・・・曇天の気仙沼に到着。

・・・昼食後、悪夢の津波大災害地に・・・高田松原津波復興記念公園

公園のパンフレットです。

大駐車場に車を止め、広大なエリアです。

令和3年に国営追悼・記念施設、道の駅 高田松原、東日本大震災津波伝承館などが全面供用となっています。

道の駅は正面の建屋の中、・・・この扉から入り、右側になります。

奥で営業している道の駅も、明るく洒落た店舗です。

やはりこの地は、のぼりや屋台など賑やかな雰囲気は相応しくなく、屋外に出ると厳粛な気分になります。

奇跡の一本松には、歩いて行けますが、・・・近くまで車で行きます。

グーグルの画像を拝借、(南が上です)

赤線の所で、一本松方向には進入禁止の規制がありました。

この石碑は

御承知の通り、このいっぽんの松も残念ながら間もなく枯れてしまい、人工の修復がなされています。

幹の外側はそのまま利用し、芯を補強しているそうです。

枝に何羽か鳥も見えます。

伝承することは大事なことですが、この付近にも賑やかさが戻って来て欲しい。

堤防に守られた通岡道路を北上し、通岡ICから三陸沿岸道路に入ります。

・・・釜石で降りてガソリンの補給、釜石湾に面して大観音(石應禅寺釜石大観音)高さ48.5mが見えます。

近くに釜石市立鉄の歴史館もありますが、通り過ぎて大槌ICから高速に入ります。

曇天が続いている・・・陸前高田から宮古までは、約100kmくらいです。

・・・本州最東端の宮古市に到着、浄土ヶ浜に立ち寄ります。

浄土ヶ浜 第二駐車場に駐車して、北側の木立の間に遊歩道があります。

しかし、かなり急坂、丸太で段差を補強しているので滑らないですが、一段一段 下ります。

間もなくなだらかになり、木立を抜けると周回道路に合流します・・・目前は太平洋です。

天候が悪いので、観光客は少ない雰囲気です。

海岸線に沿って右側に遊歩道があります。

岩肌が白い、上部に強風にも負けない赤松林でしょうか

パノラマの風景です。

この景観が・・・浄土ヶ浜・・・松の緑・海の青さのコントラストをモチーフにした

「浄土ヶ浜エターナルグリーン」が地域色となっているとあります。

この日は残念ながら曇天で、露光量が少なくスカッとした色彩が見られません。

では道路の方へ戻りましょう。

ここから道路に沿って海岸線を左に進みます。

さらに左に進むと

浄土ヶ浜海浜、・・・かもめは猛暑の影響はあるんでしょうか

ここが撮影ポイントでしょうか。

・・・極楽浄土のごとし・・・

宮古市のHPでは、・・・鋭くとがった白い流紋岩が林立し、一つ一つ違った表情を見せて海岸を彩ります。

松の緑と岩肌の白、海の群青とのコントラストはまさに一見の価値あり。

浄土ヶ浜の地名は、天和年間(1681〜1683)に宮古山常安寺七世の霊鏡竜湖(1727年没)が、

「さながら極楽浄土のごとし」と感嘆したことから名付けられたと言われています。

更に進むと、レストハウスのある広場に、道路から振り返るとこのような景観

・・・近くに案内板があります。

南から進んできて、中央上部に駐車して上部の道路に面した海岸線が現在地。

拡大しても解りにくいので、宮古市のHPから地図を拝借

通行止め期間は、4/1~10/31までとのことです。

「宮古うみねこ丸」でうみねこの餌やりを楽しみながら、このような風景を遊覧船で楽します。

さて、宿泊先まで45kmくらいあるので先を急ぎましょう。

予定時刻のPM6:00、宿泊先に到着

龍泉洞がある岩泉町です。

こちらのホテルからすぐ近くが鍾乳洞です。

日本三大鍾乳洞、ドラゴンブルーの奇跡の地底湖の宣伝文句ですが、雨続きで年中無休が・・・8月休業中。

最近やっと営業開始されたが、増水で濁りドラゴンブルーは、しばらく無理とか。

温泉に入って疲れを取り、痛風+高血圧対策で減量中に向く食事は、少量多品目でしょうか。

年に数回の天ぷらも、たまには頂きましょう。

ここは、朝食もこんな感じでした、龍泉洞に行かれる際のご参考まで。

 


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