久し振りの東京モーターショウ、大昔はこの時期を迎えると、狭山の人工スキー場がオープンでした。
・・・暑い、紅葉の便りが届き始めたが、・・・世の中、不確実な時代に突入しているようです。
移動の足は軽自動車で十分、趣味人はSUB、マニアは輸入車、良くわからないが金はある人はクラウン
三河商人トヨタの一人勝ちが続き、勝ち過ぎはマズイと気づき、MOBILITY SHOWに看板を変えて
出展企業は500社、来場者を100万人目指し、10/26~11/5まで開催、無関心は良くないので・・・
10/30(月)平日、有給扱いにして、AM9:30、数寄屋橋、晴海通りで待ち合わせ
10時前、東京ビックサイト東ホール、裏側の一般駐車場に入り、・・・奥の奥に駐車。
駐車場から東ホールに東ゲートから入場できるのだが、結構な行列ができていた。
この行列から外れ、東ホールの正面陸橋側へ・・・こちらは入場できず、西館へ進む。
平日だというのに電車で来る人の行列ができていた、
荷物検査を受け、チケットをスキャンされ、南館に向かう。
結構離れているので、動く歩道を利用
ブースの紹介は割愛、南館の2階、子供や学生に人気のゾーン
1階に降りると、何かのストーリが流れていた・・・最後のシーンのようで、間もなく終了。
次の上演を待たないで、順路を進む
こちらは、中国で実用化された機種に似ているようですが・・・Air X 日本の会社ですか
大阪万博の飛行を目指して、自律型無人航空機 EVで航続距離30kmとか
こちらは、ドローンを利用したエンタテインメント
半球(凹状)スクリーンにドローンからの画像を投影して、椅子を振動させVRゴーグルの疑似体験?
ドローンレーサの社長が隣でゴーグルを装着して、ジョイステックでドローンを操作しています。
椅子に着席して、半球状の画像がこちら
・・・VRゴーグルを使用したほうが、視点が動くと画像が連動するので、脳は錯覚しやすい。
このような装置は、周囲から見るとインパクトはあるように見えるが、発展途上のようです。
JAPIA(日本自動車部品工業会)のゾーンへ
こちらは、VRシアター 定員制、予約で乗車券必要なようです。
EVに移行すると、車両に関係する構成部品数が大幅に減少するので、部品メーカは再編合併、廃業と大変な時代。
日立アステモ も合併して企業規模を拡大、企業文化がなじむまで時間がかかるでしょう。
11:30、少し早いが昼食タイム。
西展示棟4F屋上で、フードコート、ベンツの車両が厨房、全国からの15店舗が営業していました。
肉山特製カレーライスと王府丼の焼き小籠包で・・・エナジー チャージ終了。
では、渡り廊下を通って、東館1Fへ
ダイハツ 小型スポーツカーのコペン そのEVコンセプトカーでしょうか
主催者からコンセプトカーの依頼があり、現実味の無いデザインショーを見せられるブースも多かった。
こちらは、TOYOTA SUV 「FT-Se」
面や線を極力シンプルにした外観デザインのようですがフロントが無地の掲示板のようで斬新?
・・・個人的には、マークⅡからハリヤー4WDまで長くトヨタを乗ってきたが
トヨタは、2012年にコンセプト・デザインとして、Keen Look を採用したそうです。
とにかく目立つデザインを、冒険を恐れずと役員から叱咤激励
結果:フロントデザインは、口を開けたような・・・ダース・ベーダ、ナマズ口があったり・・・気持ち悪い。
グロテスク、ダサイ、嫌い・・・心地好いデザインの真逆である、バッドデザインを流し続けて10年。
このスポーツタイプも、フロント両サイドのほうれい線、・・・違和感しかないが、踏ん張っているイメージだそうで。
個人の感想:優雅さとは真逆、派手で目立てば売れる、自信満々の売れっ子デザイナー作のようです。
MAZDAのブースでは、違う感性の人々が集まっていました。
こちらもコンセプトカー、
・・・ジョルジェット・ジアジアーロのデザインした日本車、人気でした。
そしてこちらは、ロードスター
NISSANのブースでも
凄いですね、ドケドケ・・・威嚇をしながら、水陸両用タイプでしょうか(失礼)
中国のBYD、デザインが落ち着いていますね。
メルセデス、BMWなどは実車の展示で好感が持てました。
さて、東館最後、駐車場側です。
右に高級車レクサス、左はHONDA
手を上げて団体さんが、・・・予約の人が移動して、黒い飛行機(新型)に乗る人々とのこと。
予約以外の方は、機体の奥に並んでいる・・・待機列の案内でした。
こちらはHONDAジェットの模型
PRELUDE Conceptが、この展示会直前に公開された。
こちらは、折り畳み式電動バイク「モトコンパクト」
2023/11から北米で販売開始、$995. フル充電で約19㎞の航続距離、速度は24km/h、W=18.7km。
日本への導入は、仕様変更しないと(特定小型原付)難しいようです。
更に、このような展示も、「サステナC コンセプト」の横に、電動バイクが・・・。
かつてヒットした ホンダ「シティ」 と 「モトコンポ」の再現か?
折り畳み式の電動バイク「ポケットコンパクト」は・・・市販化の予定は無いそうです。
それから、話題になっていたのが、GMとクルーズとの 無人タクシー6人乗りです。
サイド スライドドア が、オープンした状態です。
自動運転レベル4の「クルーズ・オリジン」無人タクシーは、2026年に都内で運行予定のようです。
隣のブースは1台の車のために、行列が続いていました。
SONYがコンセプトカーを以前発表していました。
車の完成車を作りたいのかと思っていたら、HONDAと半々で会社を立ち上げて、
AV・ゲームのSONY +アルファは、・・・独自の機能を盛り込んで、
詳細発表はいつ頃になるでしょうか。
隣でレーシングカーの展示がありました。
SUPER GTシリーズ GT500クラス
ロングノーズのこちらは、2023年版 F-1 仕様
2023年 F-1 日本グランプリの展示車両 RB19、エンジン名はHonda RBPT/F1
F-1、レッドブル・ホンダのショーカーです。
サーキットからのエンジン音が聞こえてきました。
裏の駐車場を臨時サーキットにして、Honda FIT e-HEV と N-One のスラローム走行が行われていました。
日が落ちる前に、帰路へと、
¥1,000のガイドブックは、コンセプトカー中心の構成でしょうから必要性は無く、
今回のモビリティショーは、・・・リアリティの無い展示会は、チケット購入してまでの魅力は無かったようです。