・・・神々が宿る聖なる山・・・と平安の昔から信仰されてきた吉野の山、
雨上がりの吉野・・・霧が立ちこめる世界、雨の多いこの地ではよくある光景
吉野杉の濃い緑とこの季節の・・・待ちに待った淡いパステルカラーは、癒しの空間、ひんやりした空気に触れ思いきりリフレッシュ・・・
サァ、目の前にこんな風景が
手前の桜は、花と葉が同時に咲き、赤茶色の葉が特徴のヤマザクラ。
これは、シロヤマザクラ？、白ではない？
表示がされてないので定かではないが・・・
これは、ヤマザクラ
午後1時頃、雨は上がったが、アスファルトの道路以外はこのような光景・・・残念、
それでも遠来の客の笑顔が見られると、こちらもなぜかホッとする。
中千本に下る道、人通りが多くなってきた。
中千本のシャトルバス乗降場近くの反対側の丘（峰）に登る、枝垂れ桜が多い。
この丘の先端から、やっと待ち望んでいた風景に巡り合えた。（案内板は合成ですよ）
向こうの尾根裾に見えるのは如意輪寺と思われる。
雨上がりの尾根の遊歩道は、足元が悪く注意が必要
この付近がこの吉野の中心地でしょうか、
御土産屋、食事処、宿屋が並んでいる。
柿の葉鮨、葛加工品、漬物・・・名産品
中央の建物「櫻花壇」に天皇陛下御泊所の石碑が建っていた。
道の左側に崖（谷）があり、ぎりぎりに建物を建ててあるので、反対側の斜面が一望できる。
こんな絶景が・・・太閤秀吉もこの付近で花見をしたのでしょう。
中千本から、参道を金峯山寺 蔵王堂へ向かう
蔵王堂 に到着。
有名な仁王門は、黒門から参道を登る・・・この反対側になる。
桜の木が神木となった吉野山、そして蔵王堂
この本堂は安土桃山時代に再建され（国宝）、高さは約34ｍ、檜皮葺
秘仏金剛蔵王大権現が開帳されていた。（6月7日まで）
世界文化遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」の一つとして登録されている。
こちらが仁王門、そしてこの左側に、日本三大鳥居の一つがある
写真写りが悪いが、銅（カネ）の鳥居といわれ、1455年建立、柱回り約3m、高さ約8m
他の二つは、石の鳥居が大阪四天王寺、朱塗りの鳥居が安芸の宮島。
この鳥居横・・・、参道横の店の屋根に、こんな看板が・・・法衣法具一式？
この鳥居がスタート地点、・・・第一の鳥居
そして、第二、三、四と鳥居が待つ・・・この地は熊野三山に向かう修験道大峯奥駈道が始まる所のようです。
更に参道を下ると、黒門が
この付近から下千本、ここは桜満開、遠くに吉野山ロープウェイ千本口駅が見えてきた。
かわいいケーブルカー
下千本、天候も晴れ・・・青空に全山桜色、そしてワンポイントの緑
休憩所から、下り斜面に続く七曲りの道路方面を（この細道は近道）
この下千本一帯は、七曲りの坂道が通っているのでのんびり散策ができます。
健脚の方は、狭い道幅ですがショートカットの近道もあります。
七曲りを下らないでそのまま進むと（100～200m）広い駐車場が見えてくる。
シャトルバスの下千本乗降場、その少し先にまた広い駐車場
こちらは観光バスが数十台以上・・・・団体客が次から次へ・・・
午後3時を過ぎた、
シャトルバスで駐車場に戻り・・・長谷寺には、寄らないと・・・
