小さな栗の木の下で

保護犬のミニチュア・ダックスを引き取り、
小型犬との暮らしは初めて!という生活の中で、感じたことを徒然に…。

デブ猫ルビ

2010-08-20 | 犬&猫との暮らし

 8月の初め、妹の大学時代の友人タハラからメールが来た。年中家に遊びに来ていて、私にも大変なついて(?)くれていた子だ。

 妹が留守にしていても、なぜか彼女がうちにいて、うちの家族と一緒に当たり前のようにご飯を食べたりしていた。

 そんな彼女からのメール。

 ところで、うちのルビちゃん(19歳)にいよいよお迎えが来たかもしれません。
 先月から急に痩せはじめ、10kgあった体重が4.9kgに!
 ガリガリです。

 病院へ行って血液検査をしても特に悪いところはないようで、
 当人も「もーすぐだからな」と言っています。

 食欲はあり、まだヒモにもじゃれますが、時々ボケています。
 昔のことを思い出してるようです。
 会えるなら今年が最後かもしれませんよ!

 と、まあ、こんなことが書いてある。
 彼女が実家の愛媛に帰ったときだったか、私は何度か彼女の愛猫ルビを預かったこともあるので、連絡してきてくれたのだが、ルビが10kgにもなっていたとは!19歳なのに!

 タハラよ、あなたは言葉使いを間違っている。
 10kgあった体重が半減しても、多分「ガリガリ」ではないと思うのだ。普通の猫の体重に戻っただけのことである。
 300kg近くあるコニシキが150kgになっても、ガリガリになったとは言うまい。うちのボッチなんぞ、普段でも3kgもない。4.9kgだってかなり重量感があるはずだ。

 だいたい10kgまで太らせちゃ、まずいでしょう。なので、その体重に驚いた旨メールすると、「元気だった頃」といって送って来た写真が上の写真。

 よくソファーに登れたと思うよ、あの体で。

 「危篤かも」なんて心配し、「何なら生前葬をしてあげましょう。そうすると長生きするって聞いているし」などとトボけたことを言っていた彼女だが、あれから2週間、何の連絡もない。

 体重が減って身軽になったルビは体も楽になり、「逝く前から葬式なんてやられちゃたまらん」と奮起し、お迎えを追い返したに違いない。

 そうそう、それでいい。頑張れ、ルビ、20歳を超えるまで。

コメント (2)
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