私が卒倒してタンコブを作ったことを知った友人知人から、お見舞いの電話やメールをいただき、恐縮至極。
もう大丈夫。ご心配をおかけいたしました。
KD印刷の編集・上司部下コンビのKちゃん、Y課長、高価なフルーツをわざわざ届けてくださり、ありがとうございました。お正月に笠子地蔵が来たかのような、私には不似合いなほど立派な箱入りの果物、美味しく頂戴いたしました。
青森の篤農家取材で知り合った青森在住のカメラマンの種チャからも、すぐにメールをいただいた。種チャのメールは青森弁(津軽弁?)で書かれていることもあり、いつも楽しんで読ませてもらっている。今回は、
お見舞いに 日本語訳の付いだ! 津軽の人形芝居ど
むがし話しのDVDば 〒で おぐったはで りらっくすして見で
ゆっくりど 休んでけの。
へば ほんとに まめしぐの まだの
しゃっけ ビールの方が いがったがな?
と、書いてあった。
で、本日、そのDVDが届いた。『あおもりの昔コ』と『津軽伝統人形芝居・金多豆蔵』の2本。種チャ、どうもありがとうございました!
津軽・南部地方では昔話のことを「昔コ」というそうで、このDVDには津軽編・南部編がそれぞれ3編ずつ収録されている。
津軽編の『火男の話し』のあらすじには「子宝に恵まれない老夫婦が、穴の中の老人から授かった子どもは何ともひょうきんな顔をした変わった子どもだった」なんて書いてあるし、南部編の『米子と糠子』には「米子と糠子は栗拾いに山の中へ。いつの間にか山奥まで入ってしまい、シラミ取りをしている老婆と出会う」などと、書いてある。
ひょうきんな顔をした変わった子どもって、どんな子よ? シラミ取りをしている老婆って何者?
すぐに見たくなるでしょ、こんなあらすじを書かれては!
『金多豆蔵』は100年以上の歴史をもつ津軽の伝統人形芝居で、金多と豆蔵の2人が漫才や冒険をする中で、世相を嘆き、笑い飛ばしていくらしいのだが、このDVDの但し書きに「共通語の字幕スーパーの有無が選択できます」とあった。
種チャが「日本語訳の付いた」と書いてきたのは、このことだったのだ!
津軽弁はまるで外国語。顔を合わせて話していても、8割方「?」状態。青森の篤農家さんの取材も種チャが通訳をしてくれたから、何とかなった部分が多い。
そうか、このDVDは字幕スーパー付きか。ますます楽しみ。早く見たい!
やらなくてはいけないテープ起こしが、あと1時間分くらいあるのだけど、このDVDが気になってしかたない。早く見てみたいよ~。