経産省資源エネルギー庁が税金を使って、全国紙・地方紙を問わず新聞やインターネットを監視して、原子力発電に関する言論を収集していたことが分かった。昨年度はその事業を財団法人エネルギー総合工学研究所が976万円で受注していたという。
同庁の担当者は「原子力は誤解されていることが多い。効果的な情報提供をするための事業だ」と述べているらしい。誤解? 「効果的な情報提供」の「効果的」ってどういうの? プルトニウムは飲んでも害がないとか?
そして、今「不適切なツイッター・ブログ監視業務」の入札募集中である。
何を「不適切」とするのだろうか。もちろん個人的な誹謗中傷や児童ポルノのような内容はよろしくないが、おそらく反原発関連のやり取りに目を光らせているのだ。
まるで「赤狩り」のようだな。この国は北朝鮮と変わらない。中国の人権問題をとても非難できないよ。