関西に取材に行った際、新神戸駅で見つけた土産物。
思わず爆笑。北海道の有名な焼き菓子「白い恋人」をパロった「面白い恋人」という名のお菓子。大阪の新名物と謳っている。これだけでボケ・ツッコミが完結している。さすが関西。
今日の参院予算委員会で、政府が推進する原発の海外輸出について、菅さんが見直しが必要だと述べた。当たり前だと思う。
事故を起こした福島原発はいっこうに収束を見ない。アレバの装置も不具合は多いし、収束に向けた工程表の第1ステップは達成できたなんて発表されているけれど、現場からの声ではまったく安心できる状態ではないようだし、食品汚染も深刻化する一方だ。
なのに、事故を起こした原子炉を制作したメーカーが、まだほかの国に原発を売りつけようとしているし、菅さんの発言に経産省幹部は「国益を無視した発言だ」と言い、枝野さんも「見直しを示唆したとは受け止めていない」などとはぐらかしている。
これから、福島原発も事故の危険性の高い国内のほかの原発も、順次廃炉にしていなかくてはいけないのだから、原子力技術者の養成は必要だと思うが、輸出するなら国土や人の命を脅かす原発の技術ではなく、新エネルギー開発の技術力だと胸を張れるようになることこそ、「安全神話」にあぐらをかいて原発事故を起こし、収束する力もなかったことを反省しなくてはいけない日本の在り方だと思うよ。
ある新聞では「原発を推進する米国も、日本の脱原発に不信感を強めている」なんて書いているけど、脱原発に不信感だ? 現状を直視すれば脱原発を願うのは当然だろう。勝手に不信感でも何でも募らせていなさい。