小さな栗の木の下で

保護犬のミニチュア・ダックスを引き取り、
小型犬との暮らしは初めて!という生活の中で、感じたことを徒然に…。

児玉教授、国の原発対応に満身の怒り

2011-07-29 | つぶやき

 27日に行われた衆議院厚生労働委員会に、東大先端科学技術研究センター教授で同大学アイソトープ総合センター長の児玉龍彦氏が参考人として「放射線の健康への影響」を解説した。いや、解説というより心からの緊急提言だった。

 広島の原爆と比較して、福島原発の事故がどれほど深刻な状況かを切々と訴えている。

 
http://www.youtube.com/watch?v=O9sTLQSZfwo

 児玉教授の提言は、
1.国策として、日本が持っている最新鋭の機器を投入し、食品・土壌・水を抜本的に改善すること
2.子どもの被曝を減少させるために、緊急に新しい法律を制定すること
3.国策として、土壌汚染を除染する技術に民間の力を結集すること

 4つ目の提言は時間切れで言及できなかったみたいだけれど、義憤が感じられる厳しい口調で胸に迫った。

 こういう発言を聞いて、議員や官僚1人ひとり、人としてどう感じるんだろう。

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子どもに健やかな未来を

2011-07-29 | つぶやき

 愛媛県内子町に取材に行った。松山駅から内子駅へ向かう特急は「アンパンマン列車」だった。

             

 姪っ子が「アンパンマンマーチ」を歌っているのを聞くと、いつもちょっと泣きそうになる。愛らしい声で力強く「そうだ うれしいんだ 生きる よろこび たとえ胸の傷がいたんでも~」と真剣な顔で歌い始める。
 鼻の穴を膨らませながら「なにが君の しあわせ? なにをして よろこぶ? わからないまま おわる そんなのは いやだ! 忘れないで 夢を こぼさないで 涙~」なんて歌われると鼻の奥がツンとなり、一緒に歌っていて声が震えちゃう。

 みんな、みんな、幸せになってほしい。

 内子町長のバラマキに対するぶれない発言を聞きながら、強欲な現福島県知事のパフォーマンスや玄海町長のさもしい態度を思い返したりしていた。

 子どもの未来を、夢を壊さないようにしてほしい。原発が子どもの健やかな生活を育む社会をつくるとは到底思えない。

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