小さな栗の木の下で

保護犬のミニチュア・ダックスを引き取り、
小型犬との暮らしは初めて!という生活の中で、感じたことを徒然に…。

がん対応のホメオパシーのあげ方

2018-04-21 | 犬&猫との暮らし
カヤの軟便、大腸の炎症は一過性だったようで、
翌日にはコロコロのウンチに戻った。ひとまず、ほっ。

そして、久しぶりに無防備な寝相だったので、思わずパチリ。
この寝方ができるのは、多分、調子がいいからだと思う。



それにしても、ホメオパシーは希釈すればするほど
効果が深くなるというのだから、本当に不思議。
そのメカニズムは科学で説明できないのだから、私にはとても説明できない。

ホメオパシーの起源は、古代ギルシャのヒポクラテスにまで遡るらしいですが、
近代ホメオパシーは約200年前にドイツのミヒャエル・ハーネマン医師が
特定の疾患をもたらす物質は、それが超微量の場合に、その症状を取り去る薬、
その疾患に対する薬になり得ることを突き止めて確立されたそう。

ホメオパシーの「ホメオ」=「似たもの」、「パシー」=「病気」という意味のため、
日本語では「同種療法」や「類似療法」などと訳されている。

「超微量の法則」と「同種の法則」が根本原則で、
欧州や米国で認可されているホメオパシー薬の約70%がナノ、
あるいは分子濃縮物となっているそうです。
現在、ホメオパシー薬は3000種類以上あって、約65%が植物から、
そのほか動物や鉱物などから製造されているとのことです。

慢性疾患やがん対応のホメオパシー液のあげ方は、
これまでのように、朝晩空腹時に3滴飲ませるというのと違って、
やはり空腹時ではあるけれど、1日に何度か(3回程度)に分けて、
スポイトで1回に(スポイト)3~4本分を飲ませるというもの。
ゴクリと飲まなくても、口の粘膜に垂らせばいいそうです。



そのとき、次の1本分をあげるまでに5分くらい
間隔を開けなくてはいけないそうなのだ。
だから、スポイト4本分をあげるとなると、15分以上かかることになる。

まず、ガラスボトルに半分くらいの量のホメオパシー薬が処方される。
1日飲ませ終えると、ボトルに2ミリくらいの量しか残らない。

翌日は、最初に処方された量くらいまで常温のミネラルウォーターを加え、
ボトルを右手に持って、左手の掌をボトルの底で強く叩くように
必ずよく振らなくてはいけません。

この振盪が、とても重要みたいです。

追加するのに水道水はNGで、常温のミネラルウォーターを使用。
看護師さんに聞いたけど、軟水と硬水かは、気にしないでいいらしい。

振盪は「30秒もしくは100回」と、説明書に書いてあったので、
最初は数えながら100回、掌に叩きつけてみた。
時計を見ていたら、100回叩き終わると、ちょうど30秒くらい。
なので、次からは時計の秒針を見ながら叩きつけている。

それから、前日と同じように、朝食前の何度かに分けて、
スポイトで口に液を垂らすのだけど、早めに薬をあげ始めないと、
カヤの朝食の時間が先送りになり、おなかをすかせたカヤが、
クルクル回り続けることになるのでした。

その日に残った分は次の日にまた、
常温のミネラルウォーターを追加して、よく振り混ぜて与える。

これを毎日7日間続けるのですが、
最初の薬液は、どんどん希釈されるわけです。

この希釈が、重要なのだそうです。
希釈と振盪のマジック……。

でも、実際、カヤの腸疾患には効いてきたのだから、
「不思議でステキ!」と思いながら、飲ませていきま~す。
コメント (2)
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