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小さな栗の木の下で

保護犬のミニチュア・ダックスを引き取り、
小型犬との暮らしは初めて!という生活の中で、感じたことを徒然に…。

親の考え方次第?

2009-09-26 | つぶやき
 買い物に行ったら、お店の人にかなりな勢いでクレームをつけているおばさんを見かけ、ふと誰かに似ていると思いました。あっ、そうだ。B子さんのママだ。  

 高校の同窓生B子さんのママは、ズバズバとものを言う、とても性格のきつい人で、その迫力は未亡人になり、70歳を過ぎた今も衰えていない様子。  

 数年前、久しぶりにB子さんのママに会ったら、「アンタ、再婚しないの? 1人で仕事してよく頑張ってるわねえ。うちのB子なんて男に頼らなくちゃ生きていけない子なのよ」などという。
 B子さんは女児をもうけたあと離婚したのだけれど、その後すぐに再婚し、新しいダンナさんとの間に2人の女児も生まれ、親子5人幸せそうな家庭を築いています。 

 そんな自分の娘をつかまえて「男に頼らなければ生きていけない」などと言い放つなんて、ママの相変わらずのもの言いにタジタジになりました。
 B子さんは母親のもの言いや、体裁屋で見栄っ張りのところをイヤがり、「反面教師として学んできた」と言ってました。

 B子さんはとても優しく、意地悪なんてするようには見えない。ママは思ったことをズバズバ言い、自己中心的で一見意地悪そうに見える。他人のもつ印象は対極だと思う。
 けれど、「いい子」の典型で良妻賢母を目指して頑張っているB子さんの、ここ何年かの言動を見聞きするにつけ、ママにどんどん似てきたというか、思考回路はママに培われたままなのではないか、と思うようなことがたびたびあって、唸ったものです。

 西日本出身のママが言うことを真に受けて、B子さんがに関するものすごい差別発言をしたのを聞いて、口あんぐりということもありました。いい加減大人になってからだから、私は「もう少し自分の頭でしっかり考えようよ」と言った記憶がある。

 子どものためと言いつつ、いざとなると「世間体が悪い」とか「近所で何を言われるか」などと、つい本音が出ちゃうし、「片親の子どもには問題が多い」なんて、さらっと言っちゃう。おいおい。

 善人でいることをとても大切にしているように見えるB子さんなのだけど、その割に無神経な言動もあって、「えーっ! そ、そんな~」と頭を抱えてしまうようなこともしばしば。顔が彼女のママにダブって見えてきちゃった。 
 特に今はB子さんと付き合いはないのだけど、クレームおばさんがB子さんのママやB子さんを彷彿させたのです。B子さんも大人しそうだけど、案外しっかりクレームをつけるし。

 確かに親の考え方は子どもに影響を与えるよね。うちの親は、と……、両親の顔を思い浮かべ、ガックリとうなだれたのでありました。 

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