tomkob写真館

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小雨で草がびっしり?

2005年08月15日 06時34分00秒 | テキスト日記
小さな田んぼを作っている。
今年は雨が少なく、田植えをした後、通常なら、雑草を生やすのを防ぐ薬を撒くところが、水が引いてしまい、撒くことが出来なかった。

雨がその後降り、苗が枯れる事はなかったが、雑草はすごい勢いで田んぼを占拠していった。同じイネ科なので薬が効かないのか、種が落ちると嫌われるイヌビエ、稲の間を縦横無尽に茎を這わせるヤツマタ(恐らく、この辺りの俗称)、至る所から細い穂をもたげるメヒシバ(?)、稲の下ではびこるカヤツリグサ等、雑多な下草が生えていた。

盆は普通は野良仕事はしない、とバサマは宣ったが、盆で休みだから野良仕事が出来る、と、8/13、14と2日連続で田んぼの下草取りに励んだ。一家総出であった。

最初、稲の間にある全ての下草を引っこ抜いていたが、てんで作業が進まずらちがあかないので、取りあえずヒエだけ引こうと言うことになった。それでも2日間で、軽トラック2杯分のヒエが出てきた。

みんなヘロヘロに疲れた。子供は元気だが。日本の稲作は様々な工夫で省力化が進んだが、天候の異変により、通常にはない作業が出てくる。国策として、日本の農業は、少人数の担い手への集中を進めているが、ほんとにそれで良いのか少々心許ないなあ、と、一昨日、昨日の草取りで思った。