いみしん新聞・常陸の国

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「医職住」は未だ不足・・

2007-10-02 07:40:00 | 世相・意見
前近代的な君主官僚政治の完敗であった太平洋戦争で国民は・・
アイデンティティー(日本人の精神的帰属意識の)自立心を失った。
何とか過去半世紀で日本は外国からの占領政策を甘受し「衣食自由」は良くなった。
未だ戦後から現在まで不要であるはず後進性の中央集権的官僚機構の支配が存在する。
国民の政治への関心が低いのは世界の類を見ない他力本願であるからか。文部科学省の教育のせいか。
二十一世紀の日本も二〇〇七年になるが未だに「医職住」は足りない。

国策で「医は算術」の資格占有の医師を不足気味に誘導し偏在特権化して富で肥え太る。
国民皆保険制度は食い物にされて受ける医療は世界の先進国でなく中進国の下位である。
さらに高齢者医療保険制度を設けて自己負担を増やす強行可決した自民党は高齢者を虫けら扱いである。

ここ失った十五年間に既に時代に合わない学校教育で毎年フリーターや引きこもり予備軍を・・
100万人以上も社会へ送り出す教育政策の失敗。
400万人以上の職の無い技術力のない若者には未来はない。
もう中年にもなる労働技術の機会を奪った派遣労働法の職域の拡大は資本主義の行き過ぎ日本社会を破壊した。
若者の政治力に目覚めぬ自立心は何処へいったか依存心など生きる権利と言えない。
 
何故日本の技術で豊かな住みやすい都市や住宅ができないのか? 
災害で失われる住宅などは国策で地震国日本の現状克服などすぐ出来る技術力はある。
ないのは先を見通すその旗振り役の指導者がいない。働かないドングリの背比べ政治家の質である。
世の中を見渡して感じないのか犬小屋ばりの貧困家屋がたくさん日本中にある。

弱い台風でも壊れる住宅に住み働く場所も無い。子育ても出来ない。
環境は悪く病気になれば医療を受けられずに ・・
老人は金が無ければ早く死ねと姥捨て山へ・・
そして為政者は「美しい日本作り」「国と地方の共生」を戯言を唱えながら短期内閣
で消えてしまい何も変わらない。日本は先進国であると官僚は言う。
このままでは泥舟の日本丸は先々確実に衰退して沈んでゆく。
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