思いつくまま感じるまま。

身辺雑記です。
何でもありの記録
HN天道(てんとう)

昼食はどうする

2005年04月25日 | Weblog
女房は11時頃、何かのサークルの総会があるとかで出かけた。
俺の昼飯はどうなるんだろう。

外食も面倒だし、家で何か食べよう。
ところが冷蔵庫買い換えたばかりで、中身は空に近い状態。

昼食メニュー
 パックの赤飯あり、レンジでチンする。
 塩を振り掛ける。
 野菜のキムチあり、一皿食う。
 牛乳をマグカップ1杯飲む。
 インスタントコーヒー1杯、砂糖は少なめに。

女房から電話、カラオケで歌っている音が聞こえる。総会をやってる寿司屋の2回の備え付けのカラオケだろう。
これからカラオケ喫茶に行くんで、私達を車で送ってもらえないかだと。
いい加減にしろ、と怒鳴りたいところをこらえて丁重にお断りした。

テレビでは列者の脱線事故を報じている。
40人近く死亡者がいると言う。悲惨な事故だ。
女の子が泣き声でインタビューに応じている。


ギターのこと

2005年04月25日 | Weblog
初めてギターに触れたのは20歳になる頃だったと思う。
貧乏学生だったが、ギターの物悲しい音色が好きでその当時に買った。
クラシック用の独学本を見ながら結構練習もした。
簡単な曲はソコソコ弾けるようになったが、社会人になると同時に止めてしまい、そのギターも何回かの引越しの際に消えてしまった。
右手の爪を伸ばしておくのも、生活に不便だったし。
当時は、「アルハンブラの想いで」のトレモロに凝っていたりしたなー。

多くの人は楽器を弾くことに憧れる。
サックスの好きな爺さんがいて、ダンスパーティでご披露したりしていた。
ミッシャマイスキーのチェロ演奏は、昨年大阪城ホールの「1万人の第9」に参加したとき、リハーサルを含めて2日間聴いた。感動的だった。
オーケストラの演奏は、女性奏者がセクシーでいい。

同僚と社内結婚したある女性も、子供の頃練習したと言うバイオリンを持っていて、遊びに行った折に無理を言って見せてもらったたことがあるが、ぼろぼろに弦が切れて見るも無残な状態で、物置においてあった。
勿論音が出るような状態ではなかった。
どんな想い出があるのだろうか。親の思いに強制されて練習したにせよ、一時期楽器に触れていたことは後の人生に何かしら残るような気がする。

今私の手元にあるのはその後に買った2台目のギターだ。
もう10年以上になるが殆ど弾くことも無い。ケースの金具も錆び始めているし、弦も張りっぱなしのためか、弦が浮いてきて壊れかけている。音はなんとかまともに出る。
カラオケ演歌の細部の音程の確認に利用しているだけ。
楽譜を見ながら弾くと、歌手も結構楽譜どおりに歌っているわけではないことが分かる。
一見楽譜のミスプリかと思うが、2,3照合しても楽譜が間違ってないので、覚えた歌を楽譜どおりに矯正して歌ったことがある。何と審査員からメロディーが少し間違っていますと評価紙面で指摘されたことがある。
世の中正しいものが勝つと思ったら大間違いだ。
以来楽譜と違う歌い方をする歌手の曲は敬遠している。

こうして振り返ってみると、ギターという楽器に触れたことが、わが人生にも何らかの影響をあたえていることが懐かしい。
弦楽器よりも管楽器のほうが私に合っていたかもと反省したりもする。



予約席の女

2005年04月23日 | Weblog
近所に大きなカラオケ専門のお店がある。
ゆったりしたボックスシートが約30席、中央にステージがありそこでカラオケを伴奏に歌う。
少し大きな声で無駄話をしていると、ママさんが注意しに来る。ちょっとしたディナーショーで歌っている気分がよくて、歌の好きな面々が練習の成果を発表しに来る店だ。たまに名の知れないプロの沿線歌手が混じっていたりする。

ある日、入り口に近いボックスが予約席になっていた。
暫くして、そこに座ったのは50代の女性、相方はなかなか来ない。それからなお暫くして50代と思われる男性が現れたが、何だか呼び出されて仕様がなしに来たような感じで女性のそばに座った。女性は何事かを一生懸命の笑顔で話しかけているが、男性はむっつりと座っている。

女性は明るい感じの情熱的な顔立ちで、すこし豊満なまだまだ行ける感じのの塾女と言えばいいのか、放っておけない感じのいい女だ。男はまたスラリとしたロマンスグレイと言ったところか。
が、何かしらギスギスした2人である。

勿論夫婦ではない。
実は、2人はカラオケの先生と生徒の関係だそうだ。男が先生。2人は仲良くあちこちによく出没していたそうである。

門倉有希の「グッバイ」を男が歌った。当時発売されて間もない歌だったが、流石に先生なかなか上手にこなしている。彼女は熱い目で先生を見つめている。歌は別れの悲しさを歌ったものだ。
先生の方は彼女と目線を合わしたくない様子が分かる。
2人の破局は傍目にははっきりしているのに、彼女はなりふり構わずと言った感じで先生を見つめ続ける。
彼が歌い終わって席に戻っても言葉は交わさない。
何曲か後に彼女も同じ歌を歌った。先生を見つめながら歌っていたが、彼はうつむいたまま彼女のほうは見ない。

皆が見ない振りをしつつもチラチラと2人の方を見る。
暫くして彼はフイと1人で帰ってしまった。
彼女はその後も笑みを浮かべて1人残っていたが、傷心の痛々しさは隠しようが無い。

あぁ、人生の悲しい一幕を見た気がした。
男はあまり付き纏われると負担になる。不倫なんて性衝動の一時的なものと理解すべきで、家庭とか現在の夫婦関係とか、すべて捨てる覚悟も必要である。それほどの異性はなかなかいない。であれば一時の火遊びと割り切るべきだ。

だが女は強い。彼女はいい女だからまた新しい恋を見つけるだろう。女は灰になるまでとか言う。
そんな女を捜している男はいくらでもいるから。
男と女、惹かれ合う出会いは尽きない。
それにしても彼女の亭主の顔を見てみたいもんだ。


我が家の冷蔵庫

2005年04月22日 | Weblog
ここ2、3日朝食で塗るバター(マーガリン)が妙に柔らかくなったと思っていたら、案の定冷蔵庫が故障していた。10年以上使用しているから寿命だろうということで、女房は近くの電気量販店で購入してきた。今日届くらしいので留守番をしている。

2人暮らしだから余り大きいのは必要ない。
それにしても、子供の頃は冷蔵庫なんて無かった。食品はどんな保存をしていたんだろう。
保存しなかったんだ。野菜とか魚とか、毎日行商のおばちゃんがリヤカー引いて回ってきてた記憶がある。味噌・醤油・砂糖・食用油は冷蔵の必要が無いし、卵も飼っている鶏が毎日食べるだけ産んでた。漬物も冷蔵の必要なし。米も然り。肉はあまり食わしてもらってなかったし。
ビールはあまり飲んでる様子はなかった。

現在の我が家も冷蔵庫にビールが冷えてることはあまり無い。連休に子供が帰省する時期になると女房はビールを買い込んで冷やしている。私は酒は有れば飲むかという程度で飲まなくとも一向に構わない。

冷蔵庫に関してはとんでもないことがあった。
息子は酒飲みである。学生時代はバイトで居酒屋に勤めていて20万位稼いでいたというから殆ど授業は出ていないと見ている。卒業後一時ワインの販売に携わっていた。
ある朝、ワインの飲み残しが息子の部屋においてあったので女房はコルク栓をして冷蔵庫に保存しておいた。
ところが息子が帰って言うには、夜トイレに行くのが面倒なので空のワインのビンにおしっこをしたというあきれた事態が判明。
気付かずに飲まなくてよかった。もっとも飲んだらすぐ分かっただろうが。

息子は元気にやってるのかなー。
現在は外資系の医療機器販売の仕事をしている。大丈夫かいなと思うことが多い息子だが不思議にいつもスルスルッとすり抜けている。
早く結婚しろよ。俺の遺伝子を絶やさないでくれ!



男も鏡を見る

2005年04月22日 | Weblog
男も意外にチョコチョコと鏡に自分を映してみている。
他の女性は分からないが、女房は出かける前は最低30分は鏡の前から動かない。
時々スッピンで「このまま買い物にいっていいか?」と聞いてくる。駄目とは言わないが、気にはなる。そのまま世間に晒してよいものかどうか、自分で決めりゃいい。

男の癖にという言い方があるが、私は若いころからよく鏡をみた。
白面の美青年?だった頃から、外出の前は随分髪型を気にして、よくおばあちゃんに冷やかされた。男が鏡を見る場合は髪型を見るのみで、それ以外は変えようが無いから見ない。最近でこそ服装のコーディネイトなんかを気にしたりするが、どうせ大した事にはなっていない。
男子トイレで一生懸命櫛を入れている男は多い。

鏡の自分は生涯に亘って左右逆にしか見れないというのも不思議な話だ。
それにしても、鏡は正直だ。
馬齢を重ねた男が映ってる。
(馬齢というのも馬に失礼な言い方だが)
白髪も少し増えた、ハリネズミのように元気だった髪の毛も今じゃ元気が無い、女房は「後ろ少し禿げてるの知ってる?」といじめる。チンチンの周りだけはまだ黒いが。頬のシミも増えたなー。あごの肉もたれてきたし。
顔色だってお世辞にも綺麗とはいえない。老人性シワ症候群。大した苦労もしてない癖にシワだけは増えてきた。
昔入院先の同室の老人が「あんたは目がいい、輝いてる」といってくれたことがあった。
なんかの間違いかもしれないが何となく元気付けられた一言だったなー。
私はそんな何気ない言葉をかけて、人を元気付けてあげたことがあったかなー。無い、無い。
知ったかぶりの皮肉をかますのだけは得意だった。

せめて目だけでも老人なりの叡智みたいなもので輝いていたい、何事も始めるのに遅すぎることは無いと言う言葉を信じて生きてゆきたい。
というとカッコよすぎるなー。




遺骨をダイヤモンドに

2005年04月22日 | Weblog
昨日の夕刊で面白い記事を読んだ。
遺骨や遺灰を原料にして3500度の熱で熱して、取り出した炭素に高圧をかけダイヤモンドにする。遺骨の窒素が微妙に影響して金色がかったダイヤになる。品質は自然のダイヤに引けを取らない。それを指輪とかペンダントにして身につける。
アメリカの会社が始めたらしいが、日本でも昨年から注文を取りはじめた。現在70名ほどの申し込みがある。完成は5ヶ月後、約0.25カラットで値段は40万円。
わが国の埋葬法にも抵触しないとか。
交通事故で亡くした若い息子をダイヤにして身につける母親、ペットの遺骨をダイヤにする人などがいるそうだ。

3500度の熱で熱したら、遺骨のDNAも残らないから、ただの炭素元素に戻ってしまい、現実には亡骸の影も形も無いはずである。ただ信じるのみ。
形見を身に着けていることに似ている。
ひょっとすると流行するかもしれないが。

昨日ダンスの教室でおねえ様方に話したら、皆「気持ち悪うー!」と言っていた。
普通はそんな風に思うだろうが、偏愛に近い愛し方もある。昔愛人のオチンチンを切り取って肌身離さず持っていた女性がいたことは有名な犯罪史話である。
だから理解できる選択ではあるが。

女房や亭主の遺骨をダイヤにして一生身につけたいと思う人はどれ位居るだろうか。
本当に愛し続けることは夫婦間ではなかなか困難とみる。
友達みたいな夫婦になれれば大成功である。



好きなタイプのおんな

2005年04月21日 | Weblog
精神的に独り立ちして自分を仕切っている女が魅力的だ。
自分を客観的に見ることが出来て、他人の評価は歯牙にもかけず自己を確立している。
冷血女ではない、体には真っ赤な熱い血を蓄えている。
女だてらに親分肌で、人に涙は見せず、弱者には優しい愛情と知力を注ぐ。
知力は知識でもあるが学問ではない。難局をたくみに切り抜けていく経験に裏打ちされた知力である。
もちろん秘めた色気はあるが、やたらな男は寄せ付けない。好きな男はいるが滅多なことでは靡いたりはせず心に秘めている。
つまらない世間話はしない。言葉に人生の重みを感じさせる。猥談などにもビクともしない。

社長業であろうが、OLであろうが、専業主婦であろうが、クラブのママであろうが、職業には関係ない。病に臥していようが、悲劇のどん底にあろうが、自分の立場を理解して最善を尽くしている。ヒステリーは決して起こさない。自分を抑制出来て、生きることには積極的である。年齢も関係ない。先の人生についても常に目標を持ち己をコントロールして前向きである。
死は恐れないが、力尽きたら静かに死ぬ。
体を張っている生きている女が魅力的だ。
抱擁力に満ちている。

そんな女を友人に持ちたい。出来れば寝てみたい。
だがそんな女に限って、ひ弱なな亭主がいるのは不思議だ。
世の中そんなもんか、特に男と女の間柄は。

一方己を犠牲にして亭主に仕え尽くして子育てして一生を終わる女もいる。
それも賢い。
男にはそれが一番幸せかもしれないが、これからの時代はそうは行かない。



劇団員登録

2005年04月21日 | Weblog
以前、市の演劇セミナーに参加したことがある。女房も一緒に。
小学校の学芸会以来初めて、演劇ごっこみたいなことをした。今回劇団を結成するので参加者募集の案内が来た。結団式の日は他の用事で出席できなかったが、昨日第2回目の会合に出席した。

商業演劇を目指すものではなく、あくまで演劇に興味を持つ人達の集まりと言う感じである。
高校生の女の子と兄弟の中学生の男の子まできている。共に生徒会長をしているそうだ。子連れのままさんまで参加。70歳前後の役者崩れももいる。芸能人みたいな派手なおばさんもいた。
前のセミナーで活躍していた禿のおじさんは、クラシック歌手を目指したことがあるそうだ。確かにバリッとした声の持ち主ではある。

台本を配布された。7月末に本番発表とのこと。
キャストは6人。団員は30名近くいる。どうするんだろう、質問している人もいた。参加する以上は舞台に立ちたいのが人情と言うものだが、その他大勢をどうするのか。

創作劇ということで、台本は劇団のおねえさんが書いたものと言う。
演出者は他に小劇団を持ち、長年演劇に関わって来た人という。
大阪の地は芸能好きが多い。

私の関わり方はどうなのか。
スタッフの方がいいかも。裏方の雑用からか。
未経験の分野を経験するのも脳の活性化にはいいかも知れない。



中国の反日デモ

2005年04月19日 | Weblog
私は戦後生まれ。
第2次大戦でわが国が中国でどんな酷いことをしたのか、歴史の教科書にもそんなに印象に残るほどの詳しい記述は無かったような気がする。まして現在日本のの若い人達は戦後の貧しい苦しい生活も知らないし、戦争の経験とか、親の軍服姿とか見たことも無いわけだし、何故中国の若者があれ程までに反日感情を露にするのか理解できないだろう。
ニュースに流れる映像だけ見ている限り、暴力的な行為に反感を助長するだけになる。

何年か前に中国に旅行したことがある。
万里の長城や、秦の始皇帝の墳墓址から発掘された兵馬俑なんか見ていると、中国の歴史に圧倒される。縄文人が日本で草葺の小屋に住んでいた頃、中国はとてつもない文明を築いていた。
日本の古代・中世は中国に学んで発展してきた。漢字然り、同じような意味を表わす漢字を使っている唯一の兄弟国だろうに。
かつて中国の会社と行き来していた頃、皆好い青年だった。茶髪のオネエチャン社員もいたりして反日感情なんて微塵も感じられなかった。

デモで暴れているのは、一部の特殊な跳ね上がりなんだろうか。
映像を見ているとこっちもキレそうになる。
ニュースの映像も考え物だ、中国人全員がああではない筈で、暴力行為を恥じている国民も多いはずだ。

だがここは冷静にいきたい。
中国政府も、口にはしないが相当反省しているみたいだし。
まもなく中国はアジアの雄として成長するはずだ。
良識ある立派な国になって欲しい。