思いつくまま感じるまま。

身辺雑記です。
何でもありの記録
HN天道(てんとう)

夏模様

2005年04月19日 | Weblog
大阪の春は短い。
お水取りが終わってもまだ冬の装いだが、花見が終わり最後の「通り抜け」の桜を見る頃は一挙に夏の気候になる。
昨日までジャンバーを着込んでいたのが、一転してシャツ一枚になる。
近所の公園は葉桜になった。
繰り返す季節の巡り。
雪国育ちなので、夏は苦手だ。汗が引きもきらないし冷房のきいた部屋で過ごすことが多くなる。
かといって寒い冬も好きではない。冷たい風が身に沁みる。

女房は映画を2本見てくると言って出て行った。
季節に関わり無く元気だ。


食事について

2005年04月18日 | Weblog
私の食文化は極めて貧しい。
おいしいものを食べたいという発想は殆ど無い。
好きな食べ物はある。
白いご飯、寿司は大抵好きだ、納豆とネギ、海苔、魚介類、秋刀魚の塩焼き、味噌汁、すき焼き、カレーライス、いわしの缶詰、梅干、イカの塩辛、めざし、キャベツ、豆腐、てんぷら、やわらかいステーキ、卵料理

会社では日替り定食、家では妻が作ったもの(リクェストは無し)、酒を飲むときのつまみ、それが私の食文化だ。カタカナ料理は殆ど食べない。近所にイタリア風スパゲティの店が出来たので妻について行ったりするが自分では行かない。
子供の頃の食生活が影響しているかもしれない。
米、芋、野菜、魚、卵、味噌汁そんなもので育った。たくさん食べなさいといつも言われた。ひもじい思いは無かったが、食事は義務的なものに思えた。

お喋りをしながら楽しくお食事と言う習慣もまるで無い。黙々と食べるのみ。妻にとってはなんとも張り合いの無い亭主だろうと思う。多少まずくてもさっさと食っちまう。食べ残すことは皆無と言ってよい。
酒についても、あまりこだわりは無い。ビール、日本酒、焼酎、ワインなど銘柄にこだわったことは無い。酔いたいときに酔えればよい程度のことだ。ブランデーとウィスキーの水割りの区別もよく分からない程度だからひどい。選ぶなら安いほうを選ぶ。

会席膳(京懐石)…見た目は良いが、あんなにチンタラ出されたら時間をもてあましてイライラする。
フランス料理…正装してフルコースなんてのは落ち着かないこと甚だしい。美味しいが。

食事をするのに、美味しい店で行列して順番待ちなんてのは一番嫌いだ。
注文してから長いこと待つのも大嫌いだ。
牛丼屋のスピードは大変よろしい。回転寿司もさっさと食えてよろしい。
駅のうどん屋のスピードも最高にいい。屋台のラーメン屋もこの頃は見かけなくなったがあのスピードもよかった。
並んだ料理から好きなものを取って食べる形式の町の飯屋の食事も機能的でよろしい。

要するに食事をゆったり楽しむ文化が欠如しているんだ。
欧米先進国では1時間2時間かけてゆっくり食事する習慣もあるらしいが到底ついていけない。


OB会に出席して

2005年04月17日 | Weblog
造幣局の桜の通り抜けの時期に会社のOB会の総会と懇親会がある。
昨年も同じ時期に開かれて、会場が造幣局の近くであったこともあり先輩に誘われて帰途「通り抜け」に立ち寄ったことを覚えている。
昨日その懇親会に出席した。
先輩諸氏は退職後も地域などで活躍していることを強調したがる。老いとの戦いである。

こういった会合に出席する人は、さすがにまだ元気である。
中には足を引きずっている人もいるが。
一方、一度も出席しない人達もいる。むしろそちらのほうが多い。
在職中に会社に対して好感を持たなかった人達である。
また横暴の限りを尽くして会社に貢献し出世した人も、懺悔の果てか一度も顔を出さない。多くの人に恨まれていることを知っているからである。どんな老後を送っているのだろうか。誰も話題にすらしない。

男社会は厳しい世界である。
出世競争に負けたくないストレスが生涯付き纏い、嫉妬と落ち込みと、意識するとしないに関わらず足の引っ張り合いをする。
一方でプロジェクトを共に戦い、助け合い、苦労した仲間には強い絆が生まれる。
それこそがサラリーマン社会の唯一の醍醐味のようなものなのだ。

OB会の各種サークルがあるが、参加率は30%前後だそうだ。
私も参加していない。
そんな会でも、退職後も上司は上司で、何となく通っている。
退職後も群れて遊びたくはない。

一時退職後5年間の生存率は5割なんていう人がいたが、男はストレスに晒され続けて緊張が切れた途端にあの世へ行く悲しい存在だ。
女は、元々生命力が強いらしいし、女同士がいる所は女の群れのパワーを感じる。群れで助け合って生きているような感じすら受ける。アメーバが群れて増殖するように。
老後の男には暖かい愛情で接してストレスから開放してやって欲しいものだ。
熟年離婚が増えているらしいが、男も連れ合いとの関係を素直に見直す必要がある。
女の生命力を少しでも取り込まないと早死にする。

旅行好きの女房

2005年04月15日 | Weblog
女房が「うーん!血が濁ってきた!」と言ったら、旅行を計画している。
最近は、いろんなサークル活動で世話役を引き受けたりしていて、長期の旅行はなかなか計画しにくいらしい。
海外旅行は大抵ついてゆくが、荷物番と運搬係と写真撮影係みたいなもんである。
頼りないが用心棒もかねている。団体ツアーでも結構フリータイムが多いが彼女1人では歩けない。
旅行中は極力喧嘩しないしないことにしている、つまり逆らわないことにしている。

先日は何を思ったか、皇居の見学ツアーなるものに参加した。途中富士山なんかを見ながら東京で一泊のバスツアーである。宿泊先がホテルニューオータニであることが気に入ったらしい。
ちょっと古めかしい感じはしたが、まだ立派なホテルであった。
皇居のほかは何処に行ったか忘れた。

女房の旅行は殆ど団体ツアーである。
特に海外は個人での旅行は時間的な無駄が多く、ごく一部しか観光できないだろう。
経済的にも割安である。
勝手に観光地を次々に案内してくれるし、現地のガイドもいろんな話をしてくれて勉強になり楽しい。
旅行好きのお陰で私の小遣いはケチられっぱなしだ。そんなに余裕のある生活をしてるわけじゃないから。

娘も学生時代は一緒についてきたりしていたが、女房と行ったパリで強盗に囲まれ財布を取られて以来海外旅行が嫌いになった。このごろは誘ってもついて来ない。

女は旅行好きと言われるが、確かに女性が圧倒的に多い。若い娘は友達同士、おばハンも友達同士
、それから家族一同など。旅行先でも喧嘩している老夫婦がある。
あるおばさんの話だが、初めて亭主と海外旅行したが、亭主のあまりの男気無さに頭にきて、2度と亭主と旅行はしないと心に決めたと言っていた。旅行中まで全部女房に任せきりで何もしなかったらしい。女にとっては亭主の世話ばかりしてるんでは旅行に出る意味が無いことになる。

炊事洗濯、掃除、亭主の世話、毎日繰り返す、かといって気の抜けない単純な日常雑事から開放されて、命の洗濯をしたいわけである。
芝居好きも同じ理由だろう、ひと時現実を忘れて夢の世界に浸りたい訳だ。

男は酒を飲んで上司の悪口言いながら、スナックで可愛い娘チャンと歌ったりして憂さ晴らしする。女房の悪口を言ったりするやつもいるが、ほんとは女房が好きなんだ。ほんとに嫌いなら無視が正解だ。
男の憂さ晴らしは経済的には無駄が多い。
お金の使い方は女のほうが格段に上手だと思う。

西の窓から

2005年04月14日 | Weblog
夕方、西の窓からの眺めが好きである。
といって格別のものがある訳ではないが、西日を受けて輝く白い建物群があり、更に西方は奈良県に境する生駒山系が地平となっている。
白いビル、ベージュのビル、アドバルーン、やたらに多い鉄塔、山並みの薄緑、建物が雑居している彼方の向こうの山の中腹にマンション群が見えたりする。

新しい建物も目に付く。雑然としているが活気に溢れた街である。
人が通勤し、商売し、バイクが騒音を立て、自転車をこぎ、ひとは恋もし、泥棒も働いている。

ここに住み着いて10年になる。
結婚して以来、転勤も含め10数回引越ししているが、多分ここが最後だろう。女房が変な気を起こさなければ。
生活空間としては、超便利空間で、10分以内には何でもそろっているといってもいい。

その気になれば、退屈しない人生であろうが、現実は徒然の日々である。

欲望の果てに

2005年04月14日 | Weblog
新聞・テレビ・週刊誌の話題には人間の欲望の成れの果てが渦巻いている。
金銭欲、権力欲、性欲など、人間の欲望は果てしが無い。
すべての人が持っている欲望であり、我々はそれから逃れることは出来ないと思う。社会的な規範を超えない限りにおいては、その欲望を勝ち得たものは一定の尊敬あるいは羨望の的になる。
法を越せば社会から葬り去られる。
贈収賄、性犯罪、強盗、戦争、麻薬、あらゆる不正は欲望の成れの果てか。

煩悩という言葉があるが、あらゆる欲望の塊のことと思う。
除夜の鐘で、毎年洗い流してはいるが、すぐ溜まる。
その人間のはかり知れない欲望がエネルギーとなって、文明を築いて前進させてきた。

原子力が潜水艦を動かし、電力エネルギーを生み出す、一方で原子爆弾として壊滅的な破壊をもたらすことも出来る。人間の欲望はそれに似ている。

法律と教育、人間愛が原子炉の制御棒である。
いずれも長く生きた年長の老人がOJTで、生きた教育として子や孫に伝えていくべきものだが、核家族、少子化社会、一人っ子社会でそれが失われつつある。
制御棒の無い環境で、すべての欲望を充足させつつ成長した子供は、辛抱したり、友人との付き合い、社会との関わり方、人を愛することなどを学べないままに大人になってしまう。
そしてごく僅かではあるが、制御し切れなかった狂気の人がとんでもない事件を引き起こす。
大義名分の無い単なる欲望のはけ口としての事件である。

そういった意味で今現在、日本社会は嘗て無い大転換期にさしかかっていると思う。
教育のあり方を時代に即したものに転換していかないと、大きな社会荒廃を招くような感じを受ける。






人間ドック

2005年04月12日 | Weblog
暫く健康診断を受けていない。
2年位になるかな。
今回申し込んだ。5月初旬の予定。
体調は悪くは無いと思っている。
というか、体調が完璧にいいと思ったことは生まれてこの方一度も無い。常にどこかが少し思わしくないと思ってきた。

40代から現在の体型は変化していない。
身長171cm、体重72キロ、ウエスト88cm
骨太なので一見デブには見えないタイプだが、体重は10キロオーバーと言われ続けている。
時々胃潰瘍の疑い、要検査といわれて胃カメラを飲むが、ポリープが時々見つかり内視鏡の先のメスで切除する。大腸にもポリープがあり前回内視鏡検査の際切除した。
私の腸は、大腸も小腸も普通の人よりかなり長いそうで、大腸は普通の内視鏡では全部見れないそうだ。
肺も少し大きめ、肺活量も多い。
視力は、眼鏡なしで運転免許の更新が出来たからマアマアか。

加齢によりどんな病原菌が頭を持ち上げてくるか分からない。年々抵抗力は落ちているはずだ。
イギリスで牛肉も食ったし。
但しストレスが減った分だけ免疫力は増加しているかもしれない。
食事には殆ど気を遣ったことが無い。
酒は家では殆ど飲まない。夏はビールを少々程度。
スナックでビール20本飲み続けた女性を知っているが、私の最高は8本。そんなに飲みたいとは思わない。
タバコはマイルド10ミリタイプを1箱、止めようとは思っていない。但し家での喫煙場所はキッチンの換気扇の下と指定されている。
肺はニコチンで汚れているだろう。癌化する可能性は高い。
肺がんは死亡率が高そうだ。喫煙しない人に迷惑をかけ忌み嫌われる、それでも止めないバカである。

ドックで何か異常があれば、真剣に対策を考えよう。
もう少し生きていたいので。


町内会会費の不正

2005年04月11日 | Weblog
先日面白い話を聞いた。
某町内会費の会計締め切りは3月末。
繰越金を役員で分配していたらしいが、ある新任役員が分配金の受け取りを拒否したことから事が発覚し噂が広まった。分配金は1人5万円。会計係りもグルで帳簿をごまかして現金を期末に役員で分配していたという。
その町の歴代の町内会役員が続け慣習化してきたのだろう。
警察の裏金つくりが話題になったことがあるがそれと似ている。
風呂屋のおかみが聞きつけて、友人と相談しその話を町中に広めることにしたらしい。
役員にお灸を据えるために。
おばさん同士が噂を広める決心をしたら、短時間で町中に広まるらしい。
その後の結末は聞いてない。

役員手当てが欲しかったら会合でキチンと同意をとればいいのに、コソコソはイカン。

現金を扱う部署は、よほどしっかりした人を据えないと、町内会でもこんなことが起こる。
行政も似たようなもんだ。予算は余りそうだったら期末に全部使ってしまえということになる。