思いつくまま感じるまま。

身辺雑記です。
何でもありの記録
HN天道(てんとう)

執着しない

2007年02月16日 | Weblog
仏教の教えに「物事に執着しない」と言うのがある。
一面の真理かもしれないが、何事かを成し遂げようとする人にとっては縁のない言葉だ。
そういう人にとっては「執着」こそ真理と感じるかもしれない。

私も物事に対する執着が少しずつ薄れていっているように感じる。
「まあこんなもんだろ、俺はこの程度のもんさ」
とすぐあきらめる。

そのほうが気楽に過ごせる。
ある女性が

「私はたいした能力もない、女一人生きていく経済力もない、そこそこの男を見つけて結婚しよう、そして亭主にはよき妻でいよう、亭主の好きそうな料理はそこそこ作れるようにしよう、家事もそこそここなそう、家は快適に過ごせるように気を配ろう、私の人生それで十分よ。燃えるような恋なんて縁がないし」

それも立派な生き方で、それも望めない人達も多い。

それでも「夢はかなう」とか言う言葉の「夢」とは少し違う。
夢がない。
私にも夢がないのかもしれない。



間抜けな声?

2007年02月16日 | Weblog
今日の英会話サークルで。

プロのオペラ歌手、と自称した大柄な女の子とオペラの話をした。
「今晩、椿姫を見に行くよ」と言った。
いろいろ話しているうちに、「それなら関西二期会のオペラやね」と言う。
「あなたは椿姫なんかやったことあります?」
「椿姫は私の出番はないのよ、私はも少し低い声だから」という。
そういえば彼女は二期会には所属していないと言ってたな。

そして、秋川雅史の「千の風になって」の話になった。
「私も歌ってます」と彼女はいう。
「俺もやっと覚えたよ」と私も張り合う?。

彼女は更にこう言った。
「秋川さんの声は間抜けな声でしょ、あれあんまり良くないよ」
「は?」と私。
「声が何かウォンウォンと口の周りに籠もったような声よ」
「新垣さんの歌、もあの盲目の歌手よ、新垣さんの歌がとってもいい」
そういえば新垣勉さんと言う盲目の歌手を何度かテレビで見た。

その新垣さんが歌う「千の風になって」は聞いたことがないので私には何ともいえない。
「間抜けな声」とズバリ評価する彼女は何者かいな、と不思議な気がした。

木曜日

2007年02月15日 | Weblog
朝、妻はカバンにたくさんの書類を詰め込んで出かける。
相当重い。
朗読グループに関係する書類だが、何故そんなにたくさんの書類をいつも持ち歩くのか理解できない。

木曜日の朝は「プラスチックゴミ」を捨てる日だ。
玄関にはそのゴミがビニール袋に入れて捨てるための準備がされている。
出かけるときには「出た後玄関の鍵を閉めてね」と必ずいう。
そして重い荷物を持って鍵を開けながらそのゴミ袋を片足で外に蹴りだす。

私はその慣れた不思議な動作を見つめながら、じっと待っている。
外に出るなり鍵をカチャッバチンとかけて電気も消す。

「今日は少し遅くなるから夕飯も自分で食べてね、冷蔵庫にピラフ入れてあるから良かったら」と言っていた。

私は夜にダンスレッスンがある。
妻は木曜日は夜の予定が取りにくいと言って木曜のダンスは止めている。
木曜日は夜のダンス以外はとくに予定もない。

昼からカラオケでも行こうかと思う。

カラオケの店と言ってもいろいろ種類がある。

ほんとに歌が好きでひたすら歌の店、こんな店は雑談も歌の邪魔になると言って注意される、ギャラリーも多いおきな店だ。

夜はスナックだが、昼の時間昼専門のアルバイトママさんを置いて客も千差万別の客を相手にする小さな店。
時々歌いまくるおばさんグループがドドッと入ってくる。
ママさんとお喋りするのが目的の有閑おじさんも来る。

自宅を改造して安酒場風カラオケ店にしている店、いつも常連がたむろしている。
誰かが歌っていても「ちゃんと聞いてるでえ」と言いながらしゃべりまくる。

私はいずれのタイプの店も好きだ。
夜は帰り道を考えて極力近所の店と言うことになる。

新しい歌を覚えると発表したくなるのが人情だ。
今は「千の風になって」だ。

こんな風にして残りの人生が過ぎてゆくなあ、何かに情熱を燃やしているとは感じられないなあ、と老人は思う。

V-day

2007年02月14日 | Weblog
今日はチョコレートが飛び交った。
午前午後と3つのサークルがあったが、女性が多いので「これでもか」というほどチョコレートが出てくる。
チョコレートを持ってこなかった人は恥ずかしい思いをするのだ。
持ってきても男性は少ないから皆に配ることになる。

おばさんたちは、この日を「面白い」と思っているのか「うっとうしい日」と思っているのか。
自分で作ったという人もいる。

とりあえず1個はご馳走になろうと食べるだけで結構な量になってしまう。
少し胃がむかむかする。

娘も郵便で送ってくる、マメな奴だ。
女房も「私から」といって箱を渡す、そして「私も1個は食べて見たいから全部食べないでね」という。

バレンタインデーについては思い出を持つ人も多いだろうが、私はそんな思い出はひとかけらもない。


神戸三宮

2007年02月13日 | Weblog
昨晩は何故か神戸は三宮のホテルに宿泊した。
女房が思いつきで宿泊予約したもの。

・夕食は部屋まで運んでくれる。
・部屋で星座を見れる。
・夕食、朝食、昼食がついている。

車で運転約2時間、運転するのは私。
今朝は午前中は女房と別行動、私は「花鳥園」の見学、女房は三宮周辺のお店周り。

花鳥園は神戸に新しく出来た名所というほどのものではないが、神戸空港が出来た頃、空港の見学と花鳥園の見学がセットになっていた。

花鳥園のチケット売り場で係りのおばさんが
「65歳以上ですと1500円のチケットが1000円になります」
という。
一瞬、なにっ!と思ったが、考えてみればこの1月で65歳だ。
「やはりそんな年に見えるのか」と一抹の寂しさ。
免許証を見せたら、
「あ、JAFのカードもお持ちですね、更に1割引きです」
と、何と親切な。

いよいよ老人扱いされる年になったなと感慨ひとしお。
但し、夜はまだ元気、女房と回転する星座を見ながらベッドでアツアツの夜を過ごしたぞ。

フリマ結果

2007年02月12日 | Weblog
ショッピングモールの駐車場横に10店ほど出店していた。
日陰の場所なので陽はあたらないから寒さに震えながらのフリマだった。
私達のコーナーの隣は若い親子3人で絵本ビデオおもちゃなどを並べていた。

結局売上は2万円ほど。
目標の3万円は未達成。次回に期待する。

皆が持ち寄ったいろんな商品を並べる。
やはり衣料品が関心を集めるようだ。

皮のコートを出品した人がいた。
同じものを3着持っていたという。
1着はネットオークションで7千円で売れたそうだ。
劇団の若い子が着てみるとピッタリ、欲しそうにしていたが500円しか予算がないと叫んでいたが、流石皆の目が許してくれなかった。

モーターバイクでツーリングが趣味の男性は、8万円で購入した川ジャンが派手すぎたと言うことで1万5千円で出品したが売れなかった。

陶芸に凝っているおばさんは自分の作品をたくさん出品して結構売れていた。
女房が出品したハイヒールは800円で売れた。

もっと工夫を凝らせばもっと売上を伸ばす可能性がありそうだ。
面白い体験でした。

そのひと

2007年02月11日 | Weblog
そのひとは「私、バツイチやったもん」とひょいと言った。
(ふむ、今までそんなことは一言も言わなかったぞ)
「亭主もバツイチやもん、60歳で今年定年」
(ふむ、それも今まで一言も言わなかったぞ)

結婚して13年、子供はいないとは言っていた。
なるほど60歳と48歳の夫婦か。
バツイチ同士で47歳と35歳で再婚したわけだ、と頭の中で計算する。
年金の話からそんな話に発展した。

前の亭主はどうしてるの、とやんわり聞くと、お金の管理が出来んひとやった、とか。
「今どうしてるか何の興味もないわ」
「道に倒れとっても他人なら助けるけど、あいつやったら見捨てるわ」
という。

「今の亭主とはどうして知り合った?」
「ふふっ、飲み屋で隣り合わせたのがそもそもやね」
「この世の中、何の能力もない女一人生きていくのは大変やしね」
「セックス?、もう何年もしてないわ」
「定年でもまだずっと働いてもらうよ、毎日家におったらうっとうしいしね」

少しずつその人の過去の人生が分かってくる。
逆にその人も私が滅多に人には言わない過去なんかもかなりインプットされて記憶しているかもね。
あんまり深みにはまらん様にしよう。


失念

2007年02月11日 | Weblog
しばらく日程表を確認してないなと思って画面を開いたら、「あれれっ」とびっくり。
月に一度の古典講座の講習の日は2日前だった。
「しまった」と思ったがもう遅い。

女房が
「そういう話を私にしないで!、腹が立つから」
「予定表を何のために役に立たんパソコンに入れてるの?、手帳にしたら?」
という。

彼女は何となくパソコンに敵意を持っている。

フリーマーケット

2007年02月11日 | Weblog
今日は劇団のフリーマーケットがある。
運営資金の一部になるらしい。
手が空いているひとは応援して欲しいと要請があった。
雨天中止の予定だが朝から晴れているので実施される。
私は暇なんで応援に行く。

女房は別の用事があっていけない。
押入れの中とかゴソゴソ探して、「これ持って行って」と
  ・女性用のカバン2個
  ・ハイヒール1足
いずれも一度だけ使用したものとか。

使用する予定のないものを衝動買いしてずっとしまい込んでいた訳だ。

失禁初体験

2007年02月10日 | Weblog
今日カラオケでビールを飲んで店でトイレに入るのを忘れてそのまま店を出てしまった。
家まで歩いて約10分。
店を出た途端にオシッコをしたくなった。
途中公衆トイレもなし、知ってる店にトイレだけの用事で飛び込むのも嫌だし、立ちションも主義に反するし、と思って我慢して歩いた。

マンションに着いて、エレベーターの前でジッと我慢して待つ。
こういう時に限って、エレベーターが混んでいて上昇し始めたばかり、15階まで行って降り始めたが各駅停車で各階でとまる。

急に激しく催してきた。
うわっ、と思って前をギュッと押さえたら、何とじわ~っと温まってきた。
えっと思って押さえていた手を見たら温かい湯気まで見える。
おしっこをした感覚はなかったのにあの部分が濡れているではないか。

ひえ~っ、頼むから誰も来ないでと思ったときに限り、更に2人エレベーターを待つ人が増えた。
何となく前を隠しながら3人でエレベーターに乗る。
最初に早々に降りて自宅のトイレに飛び込んだ。
しか~し我慢できないほどだった割には小便の量は少ない。

ということは、体の筋肉がどこか緩んでしまったのだろうか。
トイレを我慢し切れなかったのは生涯で初体験だ。
ああ、年なのか~。

これでしばらく落ち込むぞ。