七夕の飾りをつける笹をせがまれ、朝、出勤前に近所のお寺に行った。このお寺さんには大きな竹林があり、毎年だいたい、ここで笹をもらっているのだ。お寺に行くと、ちょうど和尚さんがさむをしていたので、笹をくださいとたのんだら、「どうぞどうぞ、いくらでも持っていってください」といってくれた。
ところが、竹林に行ってみると、どういうわけか、あまり手ごろな笹が植わっていない。気候のせいかもしれないが、とにかくあまり生えていない。そのうち、雨が強くなってきて、しかたがないので適当に二本ほど切って持って帰ってきた。
短パンTシャツ短パンの格好で行ったので、帰って気づいたのだが、あちこち蚊に刺されて水ぶくれになっておる。それほど苦労したからか、家にさっき会社から帰ってしげしげと自分の取った笹を見てみると、枝ぶりも良く、なかなかいいものである。
さっそく、娘たちは短冊をくくりつけている。女房も。わしも短冊に何ぞ願い事を書いてくくりつけようとしたのだが、さしたる願い事もないことに気がついた。藤原道長の心境である。とりあへず、「家族全員が健康でありますように」としたものである。
ところが、竹林に行ってみると、どういうわけか、あまり手ごろな笹が植わっていない。気候のせいかもしれないが、とにかくあまり生えていない。そのうち、雨が強くなってきて、しかたがないので適当に二本ほど切って持って帰ってきた。
短パンTシャツ短パンの格好で行ったので、帰って気づいたのだが、あちこち蚊に刺されて水ぶくれになっておる。それほど苦労したからか、家にさっき会社から帰ってしげしげと自分の取った笹を見てみると、枝ぶりも良く、なかなかいいものである。
さっそく、娘たちは短冊をくくりつけている。女房も。わしも短冊に何ぞ願い事を書いてくくりつけようとしたのだが、さしたる願い事もないことに気がついた。藤原道長の心境である。とりあへず、「家族全員が健康でありますように」としたものである。