湯西川日記

fbやツイッターで一年サボりましたが、やっぱりブログです。2016年から復活します。ツイッターの長い版みたいな感じです。

サッカー代表離れ

2008-05-27 22:31:26 | 学習

去年のアジアカップが終わったころから日本代表の試合に興味がなくなありつつある。とくにキリンカップとか全く興味がわかないで、もうどうでもいいという感じである。土曜日もコートジボアールとの試合がテレビでやっているのを前もってわかっていたのだが、みるのを忘れていた。土曜日のその試合より翌日の日曜日の東京ダービー(FC東京×東京V)のMXの中継のほうがずっと楽しみであったことは確かである。

何で日本代表の試合に興味がなくなったのかといえば、原因を考えるに一番はマスコミの代表人気に乗っかろうという、あのスタンスであろう。Jリーグの試合にもかかわらず、画面に「日本代表が9人集結!」なんていうテロップ出したり、スポーツニュースなどでもまず日本代表ありき、という報道姿勢が不愉快極まりなく、そのことがかえって多くのサッカーファンの日本代表離れに拍車をかけているのではないだろうか。実際今日のさいたま2002スタジアムも空席が目立っていた。(ってテレビ観てるやないの、しっかり)

ワシもそうなのだが、いまの日本のサッカーファンは、過去のアジアで勝てなかった日本代表をずっと応援してきて、3回も続けてワールドカップに出て、なおかつ世界で勝てないことをこれでもかと思い知らされて今に至って、代表の限界を知り、代表以前にJリーグに回帰し、地元クラブの応援に力を入れつつあるという成熟を遂げつつある層がかなりの部分を占めているはずである。そういう深層心理を理解せずにやたらと日本代表中心の番組コンテンツ作りで視聴率をかせがんかなとするテレビ局のマーケティングは愚かに見当違いであると思われる。

とりわけキリンカップでドログバなど主力抜きのコートジボアール代表やサンタクルスやササ・サルセード抜きのパラグアイ代表との試合で初タイトルなんぞといわれてしらけてしまうのはワシだけではないだろう。いっぺん治安の悪い2010年のワールドカップのチケットはバーレーンあたりに譲って、テレビ局の頭を冷やしてはどうか。