この土曜日でサッカーも終わってしまった。いま、ものすごく大きな喪失感にとらわれている。
正直いうと、今年はとくに今まで以上にいれこんでいた。以前、何かを失うと何か別のものに等量のエネルギーが向かうと書いたが、体調崩して節制して過酷な生活を送ったことで、押さえ込んだものが味スタに向かった。
ひっくり返していうと、サッカーのおかげでこのしんどかった1年乗り切れたということもできる。4~7月、肉体的にも精神的にも折れそうだったのを救ってもらったことは間違いない。
サッカーといっても、正確にいうと、サッカーを見ることではなくて、スタジアムにいることの一体感だったような気がする。気がするというのは、今はよくわからないからだ。ただ、寺山修司が競馬場に入りびたっていたことが、おぼろげによく理解できる。
この件、いずれ日を改めて詳細に記す。