昨日の試合、2試合ともネット裏最上段でじっくり見た。別にどちらかに肩入れしてみるわけではなく、中立の立場で、じっくりと見た。けっこうおもしろかった。
高校のほうが6-5。大学のほうは2-0という緊迫感のある試合だった。とくに3塁にランナーが出て、守る側と攻める側の駆け引きがじんじんと伝わってくる。
悪口をいうわけではないが、サッカーではこういう駆け引きがない。野球ならではであろう。次の球、次の一球。本当に見ごたえがある。いや、おそらく、サッカーにもそれはあるのだろう。そういう目が養われていないだけなのだ。
一方で、片方に肩入れし、応援して盛り上がる楽しみも確かにある。東京ドームのレフト席の阪神応援団ように楽しむ方法もある。サッカーのゴール裏もそうだ。どちらがよいというわけではないが、後者のみでは寂しいことは確かである。