その男は暑がりである。風呂上り、汗がなかなか引かない。ふだんは、扇風機で涼をとるのだが、ガスストーブを早くも入れた関係で、奥さんがその扇風機を納屋にしまいこんでしまった。
仕事のトラブルで機嫌が悪かったという、その男は、なかなか汗が引かないことに腹を立て、納屋から扇風機を引っ張り出してきた。
奥さんが「いまどきもう扇風機なんか使ってる人いないよ」といわれて意固地になったこの男、汗が引いた後も、扇風機で風を浴びながら、浦和レッズの試合をしばらくみ続けた。
気がついたときには、風邪を引いていたらしい。実話である。
宗旨替えのタマクローもさいたま２００２で応援した浦和レッズ。アジアＮＯ.１は見事である。
かつて経済学者を目指したワシも浦和レッズには勝ってほしかった。
その心は、
と 
エンゲルス マルクス
ちょっと難しかったか。
以前、関西にしかないと嘆いた、あの「ふぐどん」。何と、東京進出していたではないか。
わざわざ、関西にまで行かなくてもよいのである。ＡＬくん。こりゃ行くしかないな。
ところで、わが家は１２月２３日に一家で行くことになっている。ニョーボが既に予約していたのだ。食い物に関してはマッハの動きである。
今のオフィスは超高層階にある。したってながめがすこぶるよい。最近は天気もよいので、赤城山、榛名山、妙義山、その奥に浅間山まで見えてしまう。
特にきれいなのは、何といっても富士山である。
今日の朝撮った写真。都庁の右の奥に見えるのが富士山。携帯の写真ではこれが限界。
この写真は、前の会社である中央区の某社にいたとき撮った富士山。あそこはよく富士山が見えた。３年くらい前の写真。
悲しいかな、どこへ行っても、富士山が気になる。
関西人 富士山見えたと おおはしゃぎ
昨日の太平洋マスターズは見ていて感動した。
１７番ホールで、バーディーをとり、谷口徹とCo-Leaderになったブレンダン・ジョーンズが、奇跡のような１５メートルのイーグルパットを決めて優勝したのだが、１パットの差で負けた谷口徹もすごかった。
ブレンダンジョーンズのパットの決まって湧き立つ雰囲気をものともせず、やはり冷静に、４番アイアンでチップインイーグル狙い。このボールがグリーンの坂をかろうじて越えて、観客をどよめかせながら、コロコロとホールに向かって転がってゆくのだが、かすめるように、わずかに入らない。
見る物をしびれさせる谷口徹（左）。ＰＬ学園ゴルフ部出身。清原・桑田とは同級生だとか。
ちなみに真ん中は深堀圭一郎。ワシの進藤晶子を奪った男。
右は風邪気味のハナカミ王子石川遼。今朝のめざましのスポーツニュースでは90％が石川遼の映像で、優勝したＢジョーンズの映像はほんのわずかだった。
食品表示偽装事件が相次いでいるが、うちの近所のパン屋さんから聞いた話。絶対に秘密である。
ここのパン屋のご主人は、有名なあの伝統飴メーカーの工場で長いこと働いていた人なのだが、そのご主人から聞いた話。
その飴メーカーでは、白い恋人や、赤福並みの、やっぱり同じようなことをしていたらしいのである。たぶん今でもやっているだろう、とのことだった。
でも、飴だと賞味期限もずいぶん長いし、まあ大目に見てしまうよね。飴だけに甘い話。くだらないオチ。
寒くなると、よく着ているのが、これ。１０年くらい前に買ったＬＬビーンのシャツ。めちゃめちゃお気に入りである。
丈夫なキャンバス地のシャツなのだが、裏がフランネル。ボタンが真ちゅうのスナップ止め。写真のは今売っているやつで、ワシの着ているやつとちょっと違う。袖もちょっと違う。
一番違うのは、メイドインカナダで、買ったとき、Ｍサイズのクセに袖が異様に長くて、９０センチくらいあったのだ。これを近所の洋服リフォームのおばちゃんに１５００円で直してもらったら、ジャストフィット。それ以来秋冬の定番。
買ってから、手を入れて着やすくすると、その分、愛着や思い入れが深くなる。かくして、貧乏人、いつまでたっても同じものを着続けるハメになる。
