東京に行ったら
予てから行きたいと思っていた
練馬区立「牧野記念庭園記念館」。
東京最終日の土曜日に行ってきました。
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牧野富太郎が1926(大正15)年に大泉の地に
居を構え、1957(昭和32)年に満94歳の
生涯を終えるまで「我が植物園」と呼んでいた場所です。
そこは
西武池袋線の大泉学園駅で下車して
徒歩5分の所にありましたが
住宅街の中でひっそりと息づいていました。
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開園開館60周年記念展として
「はじまりは書斎の前の野草園」の企画展示を
していました。
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牧野記念庭園とあるので
一般的な庭園を思ってここに来ると
きっとガッカリすると思います。
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牧野博士、自らが申したように植物園であり
野草園なのです。
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「花在れバこそ吾れも在り」
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来園者はそんなに居ないだろうと
思っていましたが、それでも
10人程の人たちが園内を歩いていました。
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賞状の数々
来園者の中の一人の男性が
牧野博士の偉業を知って
「すごいね!」を連発するので
私は心の中で密かに「そうだろう!」と
相槌を打っていました。
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![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/29/cf/c9fd3b64dce9909ad173cf98fd104b72.jpg)
館内の一部は写真撮影禁止でした。
館内を出て園内を回っていると
園の管理をされているおじさんがいたので
「センダイヤサクラは何処に・・・・・」と聞くと
案内してくれました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/67/0b/1c7e48eafe171ba6fd3c84b3c0692baa.jpg)
おじさんの話によると
「自然環境の中にあった木などは
枯れてしまうことが多い」と言います。
「接ぎ木とか挿し木をして絶やさないようには
しないのですか?」と聞くと
「練馬区ではその様な予算がない」と言います。
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幾らかの入園料を取って
園の維持費に充てればいいのに・・・
このままでは園が寂れてしまうのでは・・・・と
危惧してしまいました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/44/25/d8405fcc81c1ea6a33228cb3a9a25dcc.jpg)
このヘラノキの葉は
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3d/10/75bb3e9ca15875cb2d0f67b5e533f9e3.jpg)
こんな風になっていると
おじさんが教えてくれました。
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左から
だいおう松、黒松、赤松の松ぼっくり。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3e/1b/91f4dbb7b580465bab22c29cf3ba6283.jpg)
しもばしら
この時期は園内の花は少しだけ・・・・
思うに・・・・・
高知の牧野植物園の職員の中から
牧野博士を尊敬し、植物への愛情が深い人を
2名ほどここに常駐させて
園内の管理と維持に当たらせれば
いいと思います。
そして
将来的には・・・・・
この練馬区の「牧野記念庭園記念館」を
ゴッソリ、高知の牧野植物園内に
移設すればいいのに・・・・・と
思ってしまいました。
今日も来てくださってありがとうございます。
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