夢!進行形。港が見える丘ガーデン

ミントさんの庭に憧れて、少しでもブルーガーデンに近づけるように日々奮闘する田舎のおばちゃんの日記です。

ジャイアントキリング

2023年10月20日 00時10分17秒 | テニス
今日のナイトセッションの第一試合、フリッツ選手と日本の望月慎太郎選手との試合は、過去の試合も含めて今までで一番興奮しました。

去年のジャパンオープンの覇者フリッツ選手は、今大会第一シードで、かたや望月選手は世界ランキング215位で、素人目にも勝負は決まっていました。
さらに、試合前の松岡修造氏は、『試合は、1時間でフリッツ選手の勝ちで終わります」とまで宣言しました。
松岡修造氏は、昨日はルード選手の負けを予言して、的中させました。相手選手は予選から勝ち上がってきたギロン選手でした。
そんなこともあって(なくても)誰もが望月選手の負けを確信していました。

第一セットは望月選手、フリッツ選手にまるでかからず、1ゲームもとれず、6-0でした。この時、やっぱりなと諦めムードが、コロシアムに漂いました。
それでもみんな1ポイントでもと、応援は休みませんでした。『レッツゴーレッツゴーも~ちづきー』パンパン(拍手)と、みんなを先導しつづけた男性。
コロシアムのあちこちから上がる『もちづきー』『がんばれー』の声援。
ところが声も涸れんばかりの声援に徐々に答えはじめた望月選手に、


フリッツ選手のコーチがいる陣営に向けての、両手を広げての『ホワイ?』のジェスチャーが増えていきます。


第二セットを、徐々に調子が上がってきた望月選手が奇跡的に取った瞬間、拍手が鳴りやみませんでした。

そして迎えた第三セット。
タイブレークに縺れ込んで、とうとう望月選手が、勝ちました。
その瞬間、全観客が立ち上がり割れんばかりの拍手。
来賓席のテニス協会のお偉方たちも立ち上がって拍手しています。
大歓声の中で私の頭も割れんばかりに、頭痛が起きましたよ。こんなの初めて!
手は拍手疲れで痛くなり……

でもでもこの試合のチケット代、4500円の何倍も興奮したし、感動も持ちきれないほどいっぱいもらいました。

望月選手、3年前のウィンブルドンジュニアでの優勝がフロックではなかったね。
あなたはテニスのセンスを持っているように感じました。
A TPテニスでの初勝利が2日前で、今日は2勝目を上げてベスト8になりました。
あとの日本人選手が初戦で敗れたのに、望月選手だけが残りました。せめてあと一つ勝って日本のテニス界に夢を与えて欲しいな。


3日間通った有明コロシアムとも今日でお別れです。


望月選手、感動をありがとー
また来年くるから、その時はもっと逞しく成長したあなたにきっと逢える気がします。

今日も来てくださってありがとうございます。






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