新学期

2009-04-12 11:42:26 | 家族

桜の花も盛りを過ぎて主役が萌黄色の若葉に交代している。入社式・入学式もおわりすでに新学期が始まっている。  昨年の長男とは異なり、今年大学に入学した次男は「一人暮らしを始めたい」と言わず片道2時間近くかけて自宅から通学してくれている。親として経済的負担が軽くて済むので非常に有難い。 その次男が学校の帰りに原宿の町をぶらついていたら、「モデルになりませんか?」とスカウトされたそうだ。次男はもうすっかりその気になっていて、「いいアルバイトができるかもしれない」 とか「もらった名刺に厚生労働大臣許可と書いてあるからちゃんとした会社のようだよ」 とテンションが高い。 「息子が有名タレントになって大金を稼げば、早くリタイヤして毎日ウィンドサーフィンができるなあ フフフ・・・」と私。  いつも冷静な妻は、「それはタレント勧誘悪徳商法に違いない」と。 ネットで調べてみると、タレントとしてお金を稼ぐどころか、逆に登録料や研修費、レッスン料などの名目で数十万円ふんだくられたという話が出ていた。 この時期地方から都会に出てきた若者は特に要注意だ。  次男にも悪徳商法の仕組みを話すと理解した様子。 大学ではいくつかのサークルに入り連日歓迎会で帰りが遅い。 木曜日は「電車を乗り過ごして4つ先の駅まで行ってしまったが、もう帰りの電車がない。どうしよう・・・」と電話があった。 「タクシーで帰って来い!」と言ったら、「あっ!タクシーか!」と次男。 タクシーの利用を思いつかなかったような口ぶり。 終電車の中で眠ってしまうとどれだけ高くつくかを学習したことだろう。 昔からどことなく危なっかしい次男である。

コメント
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