TPP (Tran-pacific partnership 環太平洋経済協定)で要求されるのは例外なしの関税撤廃。 日本にとって工業製品の関税撤廃大賛成だが、国際競争力ほとんどなしの農業は関税がなくなることで壊滅的打撃を受ける。 日本にとって最も重要な農作物であるコメには700%の関税がかけられている。 もし関税が撤廃されると古来から続いてきた日本の稲作はなくなってしまう。 農村の風景から田んぼが消えてしまう。 こんなことでいいのだろうか? と私も思うが・・・・・ 日本の稲作はすでに脳死状態、延命装置でなんとか生き残っているが、後継者もなく じじばばがやっているのが稲作農家の実態だ。日本から産業としての米作りが消えるのは時間の問題である。 延命装置を外すのか、それとも時間をかけて死を待つのかだけの違いだ。 どうせ死ぬなら工業を守るために稲作を見捨てるべきである。 グローバルな時代は厳しいものである。 しかしなあ・・・ なにか間違っているような気もする。米作りは日本の文化、田植えや稲刈りも田んぼも無くなってしまう。 生物多様性が豊かな地球をつくっているように地域に根ざした多様な文化は人を豊かにしてくれる。 グローバルエコノミーは人が長い間かけて築いてきた地域の文化を一瞬にして破壊する。 しかしグローバルエコノミーの流れは止めようがない。
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