スンニ派シーア派

2014-06-17 04:09:55 | 国際・政治
ワールドカップで世界中盛り上がっているその一方で、イスラム過激派が大暴れしている地域もある。 中東の毛深い男たちが命をかけて血みどろの戦いをする影で数百万の女子供が泣いている。 イラクでは反政府勢力と政府軍が陣取り合戦をしている。 本来石油がいくらでも出る国なので、その石油を国民みんなで分けて平和にエアコンの効いた部屋でワールドカップを観戦していれば幸せに暮らせるのに。 どうして戦いをするのでしょうね。 イラク戦争でアメリカは独裁者のサダムフセインを追い落とし、民主主義を移植しようとしたがうまくいっていない。 日本の民主化には成功したがイラクではどうも勝手が違う。 イスラム教には大きくスンニ派とシーア派の2グループがあって、昔から張り合っている。 イスラムの教義はよくわからないが、小生が勝手に解釈するには、イスラム教の創始者モハメッドの跡目争いに端を発しそのしこりがいまだに続き2つの勢力に分かれている。 イスラムの教義の本質的なところで対立しているのではなくライバルがいるから負けられないみたいなつまらぬ意地の張り合いを数百年続けているのである。 イスラム内部の抗争が地域の問題であるうちは良かったけれど、いまや時代はグローバル。 石油価格が値上がりすれば物価も上がるし(黒田さんはほくそ笑んでるかもしれないが)国際テロの心配もある。 一応世界の警察官であるアメリカは、ジョージHWブッシュというとぼけた名前の空母を中東に派遣するようだが。

コメント (1)
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