世界はどこに向かうのか?

2016-01-07 04:28:15 | 日記
2016年がはじまってからまだ1週間しかたっていないが、中東と東アジアで大きな出来事が起きている。中東ではイスラムスンニ派の盟主サウジアラビアと一方シーア派の盟主イランの対立がエスカレートしてついに国交を断絶するに至った。 イスラム過激派ISを押さえ込むためには(サウジ、欧米、シリア反政府グループ)と(イラン、ロシア、シリア政府アサド)が協力しなければならないのにこともあろうにサウジxイランが国交断絶とは。中東はもう一体どうなってしまうのだろうか。かつてはこんなとき原油の供給が不安視されて価格がハネ上がったものであるが、いまは逆に下落している。 
ひょっとしたら、話は逆なのかもしれない。原油価格の低迷で困るグループが中東を混乱させているのかもしれない。 

比較的平穏だった東アジアでは北朝鮮がまた核実験(水爆といっている)をやらかした。世界は驚いて見せているが、これは北朝鮮が核爆弾、長距離ミサイル保有への道のりを着実に進めている過程の一コマでしかない。北朝鮮は時には柔軟な姿勢を見せることもあるが、一貫して核ミサイル開発という目的を達成するため全力で邁進しているのである。 米中とくに中はその危険にそろそろ気づかなければならない。 かつてイスラエルがイランの核開発拠点を空爆したことがあったけれども、いま米中はそれくらいのことをしてもいいと思う。将来北朝鮮が核ミサイルを完成させて試しに東京に向けて発射しますーと言い出す可能性はまったくゼロではないと思う。大変なことである。そんな不安を今すぐにでも排除してもらいたい。北朝鮮との交渉はまったく意味がない。
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