ウィンブルドン現象

2013-07-14 18:57:35 | スポーツ
1980年代サチャー首相による金融緩和策(ビッグバン)により、ロンドンの金融市場は発展したが、地元の金融機関の多くは、海外の金融機関に買収されてしまった。  地元選手が海外の強豪選手に阻まれて活躍できないテニスのウィンブルドン選手権にたとえて、“ウィンブルドン現象”などと言われておりました。
ところが、今年のウィンブルドン選手権では77年振りに男子シングルスで地元のアンディー・マレー選手が優勝しロンドン市民の喝采を浴びた。

一方、日本の国技である大相撲において、2003年に貴乃花が現役を引退して以降10年以上も日本人横綱は不在のままである。 今場所で、稀勢の里が活躍すれば、10年ぶりに日本人横綱誕生できるかも・・と誰もが期待していたが、稀勢の里は早くも3敗してしまい、今場所での横綱昇進は絶望的になってしまった。 モンゴルだけではなく最近ではエジプト出身の砂嵐なんていう力士まで活躍している。 現在相撲協会では外国人力士を1部屋1人に制限しているが、もしこの制限がなくなれば、世界中からハングリーで身体能力をもった逸材がやってきて日本人力士を淘汰するだろう。 そのうち日本人横綱の活躍を知らない世代が出てくるかもしれない。ウィンブルドンじゃないけれど死ぬまでに日本人力士の優勝をみることができないかもしれない。  私はそれでもいいと思う。 世界中から集まった相撲の精神をしっかり受け継ぐ力士たちが、日本の土俵で熱戦を繰り広げ、その戦いの模様が世界中に放映される。 勝ってもガッツポーズをしたり笑ったりしてはならないその理由とともに日本文化が世界に紹介されるいい機会ととらえるべきである。 


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1 コメント

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否定的な意見で申し訳ありませんが、どうも相撲は... (いいぢ)
2013-07-15 22:27:22
否定的な意見で申し訳ありませんが、どうも相撲は国技の割にはやっている人が少ないというか、素人でやっている人を見た事が無いのが実情です。そもそも日本力士が何処からでてくるかも不思議な様な・・・
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