日本からウィンド仲間が出張で上海に来たので、一緒に万博を見に行った。 夕方5時からの入場は夜間料金で90元。入場券の売場を捜すのに一苦労したものの、入場してみると人は少なかった。 人気の日本館ですら30分待ちで入場できた。 パビリオンに入るとすぐに、パネルがあり、当時先進国だった中国に遣唐使を送って文化や社会制度を吸収したという歴史を紹介していた。中国人の自尊心をくすぐる心憎い演出である。
日本館の女性のアテンダント(大阪万博ではコンパニオンといっていた)はチョンマゲのようなカッパのような奇妙な帽子を被っていた。気になったので聞いてみたら、トキをイメージしているのだという。ああなるほど、日本で一度は絶滅してしまったニッポニアニッポン、中国から養子をとって最近では自然繁殖を復活させるまでになったあの朱鷺かいな。。。ここでも中国に対する感謝の気持ちを表しているのだろう。このトキの帽子は結構笑えるよ。(写真がなくて申し訳ないと思っていたらオフィシャルサイトにありました→ http://jp.expo2010.cn/a/20100505/000011.htm)
中国館の他にもおもしろい形をした巨大なビパリオンが照明に浮かび幻想的でありました。上海万博は夜がお勧め。
「美国のケライだったのは一時のことなので、本来のポジションであるところの、中国のケライに復帰しなさい」と何十年かかけて説こうとしていたら…みたいな感じかな。。