杞人の憂が現実に

2008-05-20 01:00:35 | 社会・経済

ビルマを襲ったサイクロンでは20万人以上の行方不明者がでているという。そして中国四川での大地震による死者・行方不明者も10万人以上になるだろう。 日を追うごとにふくれあがる犠牲者の数。 気の遠くなるほどの犠牲者の数。 自然の破壊力は凄まじいものだ。 私も中国は地震が少ない国だと誤解していたが、百年・千年の単位で考えると中国のいたるところで地震が発生しているのである。 一番最近では、1976年の唐山大地震では24万人の犠牲者が出ている。 天災は忘れた頃にやってくると言われるが、ほとんどの人は災害に遭ったことがないので、災害の怖さを実感できない。 忘れることすらできないのが災害である。 確率的には非常に低いそして自ら体験したことの無い災害への備えをするというのは、 よほどの想像力の持ち主で無い限りできることではない。しかし長い目で見るといつかはどこがに必ずそれはやってくるのである。 むかし中国には天が落ち地が崩れてしまうのではないかと考える心配性の人がいたそうであるが、そのくらいの想像力がなければ、防災対策はできません。 災害で亡くなられた方々のご冥福をお祈りします。合掌。

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