2010年度予算案

2009-12-26 10:22:16 | 社会・経済
2010年度の政府予算案が決まった。 総額92兆円という過去最大の規模になる。数字で書くと92,000,000,000,000となる。あまりにも金額が大きいので多くの人は実感がわかないのでは・・・ これを1000万分の一に置き換えたのが毎日新聞

【毎日新聞記事より】10年度の政府予算案をハトヤマユキオさん宅の家計に例えると--。

 相変わらずの不景気で、会社から来年度の年収(税収)は今年度並みの373万円だと告げられた。そろそろ景気が回復するはずだと、07年度の稼ぎ(511万円)ぐらいに戻らないかと期待していたが、無理だった。

 仕方がないので、6万円かけて行くつもりだった家族旅行(高速道路無料化)を1万円に削ることにした。でも、年老いた親の介護や子供たちの医療費など(社会保障費)は増える一方で、今年度より24万円多い272万円かかりそうだ。子どもたちに約束した小遣い(子ども手当)は17万円。年収が増えなくても、約束は守りたい。これまでのローン返済(国債費)に使う206万円と合わせると、来年度の出費は922万円になる。

 年収との差額、549万円を埋めようと、銀行で追加融資(新規国債発行)を頼んだが、443万円借りるのが精いっぱいだった。これで、ローンの残高は累計で6370万円程度と年収の17倍に達する。

 銀行員からは「これ以上借りるなら金利を上げます」と言われ、背筋が凍った。足りない分は押し入れの中の家財道具などを売って(埋蔵金などの税外収入)106万円を工面した。もう、ろくな家財は残っていない。景気の回復を祈るハトヤマさんだった。【宮島寛】

これならなんとなくわかる。子ども手当ても高校授業料無償化も実に結構な話であると思うが、国家財政が破綻している中で、いつまで継続できるのか非常に疑問である。 税収が37兆円しかないときに、92兆円の支出をする(せざるを得ない)国家の将来は暗い。 普通の人が普通に考えると「そのうち大変なことになる。」と思うだろう。 いつどのような形で国民生活にその借金のツケが回ってくるのか・・・ 年金はあてにしない方がいいかもしれんなあ 


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