毎日jp より
中国人の臓器提供者を日本人に営利目的であっせんした疑いが強まったとして、神奈川県警は12日、中国での臓器移植を仲介している「中国国際臓器移植支援
センター」(遼寧省瀋陽市)の長瀬博之代表(52)=横浜市西区=を一両日中にも臓器移植法違反容疑で事情聴取する方針を固めた。警察庁は国際刑事警察機
構(ICPO)を通じて中国政府に協力を要請、日中間の臓器移植ビジネスの実態解明を目指す。
調べなどによると、センターは04年ごろからインターネットのホームページ上で、日本人の臓器移植希望者を募集。中国人から提供された臓器を中国で有料で移植していた。04年1月~05年12月に日本人計108人が移植手術を受けたとされる。
中国では年間1万件以上の臓器移植が行われ、提供臓器の大半が死刑囚のものだと指摘されている。(読売)
マグロや牛が解体されるように、死刑囚の死体から心臓や肝臓、腎臓などが次々に摘出され骨と肉だけが残るのだろうか? ついおぞましい光景を想像してしまう。
フィリピンでは貧困のため自らの腎臓の提供を希望するものが多いそうだ。金で臓器の提供をうけることが、事実上行われている。実際にフィリピンで腎臓移植
手術を受けた人が何人もいる。 また臓器移植の手術のためにアメリカに渡り幸運にもドナーが現れるのを待つという話も時々耳にする。 なぜ日本人は臓器を
求めて海を渡るのか? それは日本ではほとんど臓器移植が行われていないからだ。1997年に臓器移植法が施行されて以来脳死した人からの臓器移植は僅か
76例しかない。 そもそも乳幼児は国内で臓器移植を受けることは不可能である。 臓器移植を希望する人は10月末日で12,301人もいるのにである。 そのうちなんと11,814人は腎臓の移植の希望者である。臓器移植といってもほとんどは腎臓ということか! 日本でもドナー登録する人が増え希望者の多くに腎臓が行き渡る日がやってくるのだろうか?
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