夜汽車

夜更けの妄想が車窓を過ぎる

特別な国 日本

2019年06月21日 10時20分57秒 | 日記
ある先生のお話を聞いた。要約すると、
コロンブスがアメリカを発見してからスペインは南米を攻略、植民地化した。同じころヴァスコ・ダ・ガマは船で世界一周して東洋をポルトガル領にした。15世紀、ルネッサンスの時代の始まり。西欧諸国は雪崩を打ってアフリカ、アジアを制覇して、以来1942年まで彼ら言う土人の奴隷労働に胡坐をかいて我が世の春を謳歌した。

ただ一つの懸念は鉄砲を見せたら数年後には自分たちのより性能の良い鉄砲とそれを使った大規模戦闘の方式を編み出していた、それ故に奴隷化できない東洋の人似猿の存在だった。

そこでA,B,C,D包囲網とかでこれを押しつぶそうとした。これが大東亜戦争である。中国 Cがこの包囲網に入っている事を勘案すればこれは日本を潰そうとの下心あり、と私は判断する。・・・知っての通り、失敗したどころか彼らはその食いぶちを失ってしまった。

・・・恐れた、スターリンは言った、『必ずまた立ち上がって来る。だから何とかして抑えておかなければならない、力を削がなければならない』。察するにロシアが未だ日本の北方領土を返さないのはその【恐怖】のせいである。

この油断のならない頬骨の出た反っ歯蟹股眼鏡の日本人に対抗する為に彼らが編み出した手法が憲法9条であり、飛行機の生産禁止であり、EUであり、中国、下朝鮮肩入れであり、ダイオキシン、地球温暖化、二酸化炭素削減等々の創り話だった。全部失敗した。例えば・・・

時計、光学機械、家電、自動車、そして新幹線、禁止の網の目にかからないもので世界を席巻した。軍隊を禁止したら【自衛のみ】に限定した為に却って少ない予算で強大な軍事力を持つに至った。素材産業で、セラミック、カーボンファイバー等を開発し、彼らが造る飛行機、軍用機の機体、エンジンの首根っこを押さえた。日本から素材や部品の供給が絶えたら何も出来なくなる。

キッシンジャーなる支配層の走狗が周恩来と密談して力を合わせて日本を抑え込もうとしたらしい。シナ人と言うのを欧米人はマルッキリ解っていないね、今頃やっと気が着いて躍起になって経済戦争をしかけている。

ともあれ日本はヘンな国だ。足枷を嵌めるとたちまちそれを外す技術を開発して反対に攻めて来る。排ガス規制をやったら日本が真っ先に解決、それから日本車が全米を走り出した、こんな皮肉はない、ザマア見ろ。その内飛行機も乗っ取る。ジェットエンジンは既に実質乗っ取ったらしい。ロケットは既に取ってしまった。電信柱ロケットを造れるもんなら作ってみろ。今からペンシルで始めるか?人工衛星に安心して荷物を運べるのは【こうのとり】しかなかろう。

私はここに【神の力】が働いていると思う。

新人(新入社員)諸姉諸兄に団塊前世代が忠告

2019年06月21日 09時57分48秒 | 日記
学校出て、職に就いて、十年間は先輩のやって来た事を忠実にトレースしたまえ。『これは何故こうするんだろうか?理屈に適わない』と思っても敢えて改変してはならない。泣く事になる。・・・まあ、人間と言うのは【泣いて見て初めて分る、判る、解る、ワカル】と言う性の生き物ではあるが。

十年真面目に仕事(ではない、日常業務)をやっていれば自分の守備する領域の【地平線が見えて来る】。そこから自分の色を出せ。今度は先輩のやっていた事を鵜呑みに踏襲してはならない。今までに知られなかった新しい方式、手法、資料、価値、などを自分のフィールドに積んで初めて【仕事をした】と言える。

全ての事には何かしら理屈がある。その理屈を探り、発見し、自分の頭の中で編集せよ。日常の業務の中で【自分の口で明快に説明出来ない何か】或は【漠然たる不安】がある事に気着いたら、状況に応じて即刻踏み消すか周囲に助けを求めよ。・・・泣きたくなければ。燻り始めた物や事は必ず発火する。歯痛と同じ、放置して自然治癒力が働く類のものではない。処理にはかなりエネルギーが要る。【余計な思考を強制停止して】ブルドーザーのように押しまくれ。躊躇逡巡してはならない、一気呵成に始末せよ。

夢の果て

2019年06月21日 04時49分31秒 | 日記
若い頃、幼稚な世間知らずな夢を持っていた。絵を描いたりギターを弾いたり、あてもなく放浪するのが好きだったから同じような傾向を持つ女性と一緒になりたかった。

これらの考えは両親に蹴散らされて【我が家に匹敵するそれなりの家柄の者】をあてがわれた。それが今の妻だ。ピアノが弾ける、が自分にとっては唯一、救いだった。私にとって結婚は・・・CMにあるじゃないか、【遠い日の花火】の結末なんかじゃなくて母が考える【我が家の血統を残す方策】だった。・・・確かに、授かった息子達は【親ばかチャンリン】自分より優秀な二人ではあったが、状況からして家系は絶える。これはもしかしたら私の潜在無意識が【私の意思を蹴散らした】親たちへの復讐なのかもしれない。

話しが逸れた、妻は大学の音楽科を出ていてピアノは弾けた。でも、例えば彼女が演奏するこんな音楽を聴いて、遠い海の底から呼ぶような思いに耽るなんてのは夢のまた夢、現実は小学生や高校の保育科生徒相手のレッスンで『ちーちーぱっぱ』とやっているのを離れた部屋で聴きながら鼾をかいて眠り込む、体のものになった。
Mendelssohn:Venetian Gondola Song Op.30-6 メンデルスゾーン:《無言歌集第2巻》 「ヴェネツィアの舟歌 第2」 Op.30-6 - YouTube 

無論しっかりした女性で私の危ういところを支えた、極めて現実的な感覚を持って居る。夢の部分が少しぐらいあってもいいんじゃないか?と思うのは欲なんだろう。ゴミ出しの時などは小さなゴミ袋に無理やり押し込み踏みつけ、『そんな生ぬるい事言ってたらお金は貯まらないんだよ』と超現実的な姿を晒す。町に買い物に出れば自分の縄張り内を必ず一巡りする、一円でも安いところに行く。私にそんなエネルギーはない。

女性にとって多分そうであるように男にとっても結婚は【美しい夢】なんだ。しかし結婚と同時に、恋人、或は婚約者、が、妻になると同時に【生身の鬼子母神】が姿を現す。