大体、当たり前の、組織がしっかりした企業では、係長、課長、次長、部長、取締、専務取締(既に過ぎた時代の呼称だが・・)と【守備と責任】が付随する役職名があった。
しかし田舎の、地方都市の、いい加減な会社では例えば【課長】などと言うのは【兵隊の位】であって、会社が残業代を支払いたくない場合に与える肩書である、場合もある。
残業の場合は割り増し賃金が支払われる。狡い社員などは定時間内はだらだらやっていて5時の定時を過ぎてからやおら仕事を始め、遅くまで居残るのも居た。一方、新入社員が力をつけて来ると忙しくなる、残業が月に40時間を越したりすると給料に対してかなりの残業代がつく。そういう時、会社は彼を【課長】にする。すると、一応【会社側の人間】と言うことでいくら残業しても【基本給】だけ支払えばいい、と言う事になる。(労・使と言う区分けをすると係長までは【労】の側だった。今は知らない)
これに腹を立てて辞めて行く有能な社員も居た。昇進したら給料が下がるのだ!
これが【兵隊の位】だ。
女子社員の場合、いくら成績を上げても会社は昇進させない場合が多かった。今は知らない。【女だから】と言う観念は私は嫌いだ。母は【女だから】と言う理由で祖父母から軽んぜられ、傍に居て一番祖父母に仕えたのに財産のひとかけらも貰えなかった。男でもズンダレは沢山居る、女でもしっかりした仕事をする人は沢山居る。
腹立たしかったのは仕事を面倒がるのが多々居たことだ。人が嫌がる面倒くさい事やキツイ仕事をするからPayが支払われるのだ。仕事を要領よく人にさせてのんべんだらりと勤め上げ、退職金を手にする者も居た。こんなのが日本をダメにする。