富裕層と貧窮層への二極化をもっと突っ込んで言うと、
貨幣発行権を持つ者(金貸しシャイロックの子孫)対【人類の大部分】
【円】は日本政府が発行しているのではない。日本銀行と言う組織であり、それには株主が居る。【ドル】もアメリカ政府が発行しているのではない。FRBと言う政府とは別の組織がある。そこにも株主が居る。どこの国の通貨も国家の【政府ではない何者か】が握っているに違いない。つまり国民は表面的には政府や官僚に支配されているように見えて実質は【経済】、中央銀行の【株主達】に首根っこを押さえられている。
中国が尖閣周辺領海を侵犯する、韓国が竹島を不法占拠している、南京、慰安婦などの作り話で日本人に唾を吐きかける、でも【経済人】は中国や韓国人と【仲良くお付き合い】してそれが【オトナの対応】とでも言いたげだ。先方も政治と経済を分けて考えようなどと言う。
・・そこでは【国民】は眼中にない。
現代の宗教は【時はカネなり】教であり【利潤追求】が教義、【金銭や金融】が偶像である。聖書の神が最も嫌う偶像崇拝!
このひな形、図式は古代に既にあった。チグリス河とユーフラテス河の中洲にあって二重の城壁で難攻不落の都市バビロンで栄耀栄華を極める王侯貴族と周辺民衆の奴隷労働。
この事に気が着かずただ表面的な事象だけに気を取られて世界や国内に起こっている事に一喜一憂しても問題は解決しない。アメリカやアメリカ人を罵っても事は解決しない。アメリカはその何者かが載っている野獣に過ぎない。
ただ、私が大きな関心を持って見ているのは、ペルシャがバビロンを攻め落とす時、河の流れを変えて川床を通って水門から城郭内に侵入した、現代は河や水に相当する人類社会、特にキリスト教世界が宗教心を失っているのではないか?と言う事である。YouTubeで外国人が今や何のためらいもなく神社に詣でる姿を見ると、ごく一部ではあろうが時代の趨勢を垣間見る気がする。