16日(火)は恒例の校内アンサンブル大会を開催。2年生の修学旅行やマーチングコンテストなど行事が立て込み、練習時間は限られていたけれども、各パート自主的に朝や昼休みも集まって準備してきた。
選曲が功を奏して少人数ながらもよく健闘したチームもあれば、編成が整っていながらバランスを欠いて十分に実力を発揮できなかったチームもあった。今後はより統一感や訴求力を高めることが課題となる。
多くの演奏家が言っていることだけれど、「表現」とは「身を削ること」である。自分自身の練習(量・質)はもちろん、優れた演奏や舞台に触れて自分の中に蓄えられた音楽体験がどれだけあるかによって、生み出されるものの豊かさが決まる。
まもなくやってくる冬はじっくり地力を養う期間。花を咲かせたかったら、自分でしっかり土を耕し、種を播くことを怠らないことだ。