日々の練習方法は各高校によってまちまちですが、求める所は、同じです。ただ今12月25日に開催されるジョイントコンサートの合同練習で、各高校の基本練習を見ることが出来ますが、求める所は腹式呼吸を身につけ、演奏にいかすというすごくまともなことであります。
腹式呼吸といえば、声楽を大いに参考にしなくてはいけません。
深く息を取り込んで横隔膜を下げ、その息を漏らさないように、声を上あごの軟骨にあてて、自分の出した音を体に響かせるのです。イタリア人はしゃべる時も横隔膜を下げる腹筋の使い方をしていてオペラ向き。日本人は息が漏れる。『支え』と呼ぶ腹筋・背筋を意識した呼吸法から指導が始まる。
歌手の体はチェロやギターのボディと同じだという。テノールやソプラノは、鼻腔やほお骨の一部に、バスやアルトのような低音声は、鎖骨や胸骨に共鳴させるための固有のスイートスポットがある。それをつかんでいるいるかがプロの力量を左右する。
この様に言えます。
ハーモニーを合わせるとき、ハミングを用いて指導しているのを見たことがあります。
ハミングした後、確かに、ハーモニーが美しく聞こえるのです。きっとこの時は、固有のスイートスポットにあたっているのでしょう。
明日も練習です。そろそろ眠ります。しかし、『矢島美容室』のメロディが頭の中で鳴り続けています。眠るのに苦労するかもしれません。