広瀬氏の「ダビテの栄光」を練習している。
ダビテってどういう人だろうか?
ダビデは古代イスラエルの第2代の王(在位:前1000年- 前961年頃)とされる。
ミケランジェロの彫刻でも有名なように、「血色の良い顔で、目が美しく、姿も立派」でした(1サムエル16:12)。
少年ダビテが、巨人ゴリアテと戦うときの姿。ミケランジェロの作品。
イスラエル軍がベリシテ軍と戦っている時、ペリシテ陣営からゴリアテという巨漢の戦士(身長2,9メートル、着ている鎧の重さは、57キロ)が現れると「勇者を一人出して一騎討ちで決着をつけようではないか。もしお前たちが勝てばペリシテはお前たちの奴隷となる。もし俺が勝てばお前たちはペリシテの奴隷となれ」と40日間、朝と夕の2回に渡って先の言葉でイスラエル兵達を辱めた。しかしイスラエル兵はゴリアテに恐れをなし、戦いを挑もうとする者はいなかった。
そのときに、戦いを挑んだのが、少年ダビテなのだ。彼は、羊飼いを仕事としていたが、その羊飼いの武器である杖と投石器と川で拾った滑らかな5個の石という軽装でゴリアテに挑んだ。
ゴリアテはダビデに突進した。ダビデは袋の中から1個の石を取り出すと勢いよく放つと石はゴリアテの額に命中しうつ伏せに倒れた。ダビデは剣を所持していなかったため、ゴリアテに近寄って剣を奪い首をはねて止めを刺した。
彼は、音楽や詩作に長けており、旧約聖書の詩篇の多くは彼の作によるものである。聖書には「琴が上手で勇士であり、戦士です。ことばには分別があり、体格も良い」(1サムエル16:18)とある。