<プロボクシング:WBC世界バンタム級タイトルマッチ12回戦>
王者山中慎介(33=帝拳)が、国内歴代2位タイの11度目の防衛に成功した。昨年9月のV9戦で苦しめられた同級1位アンセルモ・モレノ(パナマ)と対戦。4回までに1度ずつダウンを奪い合う激しい展開も、7回1分9秒、得意の左でこの試合4度目のダウンを奪ったところでレフェリーが試合を止めた。KO負け経験のない最強挑戦者を豪快に退け、戦績を26勝(18KO)2分けとした。
信じたのは、原点の左だった。
「シンプルにワンツーで行け」。
右を強化してきた影響で、左ストレートが内に巻き込むような軌道になり、威力が半減していた。
苦しみ抜いた1年も、心は決して折れなかった。
「僕は、ボクシングでは弱気な言葉、後ろ向きな言葉を口にしないと決めているんです。1度でもそれをしてしまうと、これ以上強くなれなくなるし、実力が落ちていく気がするんです」。
そうですこれですよね。音楽は気持ちからとよく言われます。
それでは音楽にとって後ろ向きになると言うのはどういうことだろうか?
今日のミーティングで話します。
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◆山中慎介(やまなか・しんすけ)1982年(昭57)10月11日、滋賀・湖南市生まれ。南京都高1年でボクシングを始め、3年時の国体で優勝。専大ボクシング部で主将。06年1月プロデビュー。10年6月に日本バンタム級王座、11年11月にWBC世界バンタム級王座獲得。家族は妻沙也乃さん(31)と長男豪祐君(2)長女梨理乃ちゃん(1)。身長171センチの左ボクサーファイター。