えびす顔の造花卸売問屋元社長からの手紙

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映画「60万回のトライ」の謎が解けたら胸がジーンと揺さぶられて

2014年05月04日 07時46分18秒 | 劇・映画・音楽
 東北のみなさん こんにちは

 日本一を目指す大阪朝鮮高級学校ラグビー部の若者らに密着した青春ドキュメンタリー映画「60万回のトライ」を一昨昨日、大阪・十三の第七芸術劇場で見てきました。見る前から一つ不思議がありました。タイトルの60万回のトライの意味です。どうして60万回なんだろうかと。厳しい練習を表現するために、トライの練習回数の多さを「60万回」と例えているのか。それなら10万回とか100万回とかの区切りのよい数字があるんじゃないか。

 映画が進むにつれもう一つ疑問がわいてきました。この子らのこれほどの強さがどこから生まれてくるんだろうか。練習で鍛えられた体力はもちろん、精神的な強さ。さらには対立が生じても仲間を信じまとまろうとする力。勝利へ向けた執念。それらを進めるための指導力、判断力、行動力。

 60万回の意味が終盤近く、スクリーンに突然映し出されます。その疑問が解けた瞬間に彼らの強さの源も明らかになります。この答えに関わりがない身なのに、私の胸はジーンと揺さぶられました。

 花園で日本一を目指していた彼らは準決勝で敗れます。しかし奇跡が起きます。その奇跡は観客に日朝韓の若者の将来を希望を持たせて想像させます。

 映画の底辺では、朝鮮学校が高校授業料無償化から外された問題、さらには民族差別や日朝韓の葛藤が語られています。しかしそれらは大上段からではなく、高校生の揺れる心模様として描かれていきます。だからこそよけいに心に響きました。

 先ほど映画のホームページを見ると、東大阪・布施ラインシネマで5月24日から上映されます。ぜひご覧ください。

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