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日本国憲法を「日本国民は」から始まる憲法に

2014年05月05日 14時46分18秒 | ドンキホーテ
 東北のみなさん こんにちは

 3日の憲法記念日に合わせ、友人がfacebookに「天皇の地位」に関して投稿していました。それに触発され、遅まきながら日本国憲法への主張です。

 ご存知のように日本国憲法の三大原則は
 1、国民主権
 2、基本的人権の尊重
 3、平和主義
 です。

 それぞれが何条に規定されているかご存知でしょうか。第9条の平和主義は多くの方がご存知でしょう。少しお詳しい方なら基本的人権の尊重は第11条とおっしゃいます。ではこれら三大原則の中でも基本中の基本の国民主権は?
 答えは第1条です。その答えを聞いてあれ、って思われる方もいらっしゃるんじゃないでしょうか。第1条は天皇の地位じゃないかと。はい、その答えもあっています。正確に言うと、第1条で天皇と国民主権を併記しています。では第1条をご覧ください。

 第1章 天皇
〔天皇の地位と主権在民〕第1条
 天皇は、日本国の象徴であり日本国民統合の象徴であつて、この地位は、主権の存する日本国民の総意に基く。

 まず、天皇は日本国と日本国民統合の象徴と言っています。そしてそれは主権を持つ国民の総意だと。

 この日本国憲法をどう思われますか。日本国憲法の第1章第1条の「主語」が主権者の国民でなく天皇になっています。そして日本国憲法の原理原則中の第一「国民主権」は「主権の存する日本国民の総意」という形で、「総意」にかかる修飾部です。文章の意味は確かに主権者の国民が認めた天皇ということになっていますが、文章の組み立てはなにか天皇に国民が従属するような書き方です。おかしくないですか。第1条の主語は天皇でなく日本国民であるべきじゃないでしょうか。そうなら、

 第1章 主権
 〔国民主権〕第1条 日本国民は日本国の主権を持つ

 と始めるべきではないでしょうか。

 日本国憲法第1条の主語を日本国民が自らの手で「天皇」から「国民」に変えた時、日本は今以上に互いの人権を尊重しあう住みやすい国、国際社会から信頼を得る国になっているでしょう。もしくはそのような国になった時には、おのずと憲法第1条の主語は「国民」に変わっているに違いありません。

 注1、以前にも同じようなことを書いています。あしからず
 注2、ちなみに日本国憲法前文は「日本国民は」で始まっています。
 注3、それにしても当時の日本の支配者層は、主権が天皇から国民に移ったにもかかわらず、
大日本帝国憲法を引きづって第1条の主語を天皇にすることにとてもこだわったんでしょうね。
どんな手法を使ってアメリカを納得させたんでしょうか。

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コメント (2)
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