がんと人類は似ている

　みなさん　こんにちは

　11月8日付の毎日新聞の記事からです。東京大学病院の中川恵一医師が、「がんと人類はよく似ていると」と話しています。要旨はこうです。

　がんと人類は周囲の環境を破壊しながら増殖を続ける。
　がん細胞は患者の栄養分を横取りし数を増やし続け、患部が手狭になると別の臓器に移転する。
　がんは自分が生まれた患者の体の中でしか生きられないが、自分の増殖の為に患者の栄養を奪いつくす。
　末期のがん患者がやせるのもこのためで、がんによる死亡は栄養失調とそれに伴う炎症が原因。
　人間も化石燃料を消費しながら人口を爆発的に増やし、地球環境を悪化させている。
　
　さらに新型コロナウイルス禍の中、胃がんの患者数が減っていることにも着目。胃カメラなどの精密検査が減っているためで、来年以降進行胃がんが増えると懸念しています。そして適宜の検診を欠かさないようにと。

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