これが私の生きる道

こむずかしいことやきれいごとは
書いてありません。
読みやすさを心がけて書いています。
読んでみてください!!

楽屋~流れ去るものはやがてなつかしき~(ネタばれあり)

2009年05月21日 22時51分01秒 | 演劇
今日は舞台観劇に行ってきました。
いとこの家がたまプラーザにあって、三軒茶屋はその通過駅で
名前は知っていましたが下車したことはなくはじめて降りました。
世田谷区自体、関わりがなくてもっとオシャレな街かと思ったら
自転車もたくさん路駐してあるし、お店もあまりないし
普通の街でした。
劇場のシアタートラムは予想以上にこじんまりした作りで
一番後ろの席でも役者さんの表情が確認できるほどの距離でした。

席は前から2列目で5m先でキョンキョンやら蒼井優やら演技していました。
いつもテレビや雑誌でしかお目に掛かれない人が
目の前で実在しているというのは何とも不思議な感じです。
それにプラスして生声が聴けるというのは贅沢の極みです。
ライブだとどうしてもマイクを通した声にならざるをえないから
そのアドバンテージは舞台にあります。
大体200人位しか入らない場所でキョンキョンと蒼井優が
芝居するってだけで価値があります。
一番端の席だったので立ち位置によっては表情が見づらい場所が
あったのが残念です。

元々30年前に書かれた作品らしくて、まだ女性の社会進出が進んでいなかった
時代性を念頭に入れておかないと理解しずらいようです。
またチェーホフの戯曲、「かもめ」や「三人姉妹」の下りが出てくるので
話の内容を知っているともっと楽しめると思います。
個人的にはもっと毒のある脚本の方が好みです。
見る前は渡辺さんがもっと他の女優さんをイビるような感じがしましたが
そんなことはありませんでした。
とりあえず渡辺さんで笑わせるポイントを置いていて
存在だけで笑いを取れる女版、古田新太的な役付けでした。
思ったより笑わせる箇所が多かったのもちょっと驚きでした。
あと上映時間が1時間30分と短くてもう終わっちゃうの~っていう気分でした。

村岡さんも笑いを取る演技が上手くてさすがだなぁと思いました。
全体的に配役がよかったと感じました。
キョンキョンの役はもうちょっとルックスが落ちる人の方が説得力が
あるような気がしましたけど。
蒼井さんは初めの20分間くらい全然出てこなくて
いつ出るかが気になって仕方ありませんでした。
戸惑う表情から無邪気に笑う表情にクルっと変わるところなんか
生で見るとすご~いと。
ビール瓶で殴られたり、絶叫したり大変なシーンが色々ありましたけど
何なんだろうな、若いのにあの安定感と存在感は。
テレビドラマじゃこの感覚は味わえない気がします。

いやぁ~改めてよかったです。
で明日はある意味全く真逆のいきものがかりのライブです。
頭を切り替えて楽しみたいです。

投票ボタン

blogram投票ボタン