これが私の生きる道

こむずかしいことやきれいごとは
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お金にまつわるエトセトラ

2009年05月05日 16時15分50秒 | 思うこと
高校時代、友達によくお金を貸していました。
当時ボロボロのアパートに住んでいましたがお小遣いは結構貰っていたので
普通に生活してお金に困るようなことはありませんでした。
大方、借りた方は日にちが経つとどの位借りたか忘れるもので
しょうがないのでいくら貸したかメモを取るようになりました。
そうして事あるごとに貸した額を伝えて軽く返却を求めると
なぜかこっちが悪いことをしているような気になって
貸しているのに損した感じだなぁと複雑な気持ちでした。
そんなことがあって高校を卒業してからは基本的にはお金は貸さないで
貸すときは返って来ないものと諦めるようになりました。

変な話ですが、お金がない人にかぎってゲーセンとかに行っても
何千円と使ったり、ファミレスに行ってもこっちはドリンクだけなのに
セットで頼んだりして、お金の使い方が荒いような気がしてました。

自分は基本的にお金をあまり使わないので
貯金しようという意志がなくてもお給料の半分以上は残ります。
(少ない額の半分なのでたかがしれていますが)
こういうお金の使い方ってある程度、遺伝子で決まっているのではないでしょうか。
(快楽が簡単に得られやすいとか)

今でこそポイントが貯まるのでカードで買い物をしますが
必ず一活払いです。
ローンを組んで買い物はしたくないです。
借金は男の甲斐性なんて言われますけど
負債を抱えたまま生活していく度量は自分にはありません。

お金で幸せになれるか、ということはよく聞く話ですが
幸せというより快楽に近いもののような気がします。
お金をもらったり使ったりすると高揚感みたいなものを感じます。
でも子供の頃は100円で満足していたものが
今では10000円でも満足しなくなって、快楽のハードルが上がってしまっています。
そのハードルは留まる事を知らず、何億円となっても満足できない人も
中にはいると思います。

それとお金は有限なものなので、お金を得る人がいるということは
同時にそれを失う人がいるということになります。
幸せがそんなプラスマイナスするようなものではいけないと思います。
綺麗ごとかもしれませんけど、幸せは無限に増殖するものでないと
なんか悲しい気がします。

以前にタモリが哲学を扱った番組をやっていて
「お金」とは何か、という問いに京都大学教授の森さんが
「テストの点数」のようなものと言っていました。
点数(金額)が増えるのはいいことだし励みにもなるけれど
その点数にそんなに意味(価値)があるかといったら
そういうわけでもないその程度のもの、って説いていて
なるほどなぁと思いました。
お金もテストの点数も手段に過ぎないですよね。

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