これが私の生きる道

こむずかしいことやきれいごとは
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最終日

2012年03月31日 20時09分19秒 | 思うこと
新宿のジュンク堂書店が本日で閉店となります。
会社帰りに寄ってこようかと思いましたが
強風で電車のダイヤが乱れていて
早くしないと帰れなくなる危険性もあるので
泣く泣く道草せず帰ってきました。

ここは1フロアの売り場面積が広いので
3フロアしかないのですが、蔵書量が相当多く
特にオーディオ雑誌のバックナンバーも揃っていて
すごく重宝していました。
それにそこかしこに椅子が置いてあって
そこに座って立ち読みできます。

最近はここ以外の本屋にはほとんど行っていないので
この先、どこに行こうか困っています。
池袋のジュンク堂は椅子はあるのですが
1フロアの売り場面積が狭く
9階建てなのでフロアの移動が面倒くさく
蔵書量も新宿には敵いません。(個人的なイメージ)
目の前の紀ノ國屋は椅子もないし
蔵書量も少ないのに混んでいるので
ほとんど行きません。

まだ新宿での再出店は決まっていないとのことで
本も売れていないし
これだけの好立地な場所を探すのは大変でしょう。
(元々新宿アプリコットは期間が決まっていたみたいだから
家賃を安く借りていたのかもしれません)
あれだけの店だったので店員さんも結構いましたが
社員はともかくバイトさんはみんな辞めさせられるんですかね、
それも中々可哀想です。
蛇足ですけど書店で男がレジ打ちしていると
本を積んだり移動したり力仕事しろ、っていつも思います。

もう一つ、最終日を迎えたのがTBSラジオの「キラキラ」です。
月~金のお昼の帯番組で
元局アナの小島慶子さんがパーソナリティを務めていました。
3年続いた番組ですが、聴き始めたのはここ1年ほどで
働いているので生で聞くことはなく
もっぱらポッドキャストで聞いていました。

特に好きだったのが月:びびる大木・生島淳、水:ライムスター宇多丸
木:吉田豪、金:町山智浩のコーナーで
逆に嫌いだったのが、火:堀井健一郎、木:ピエール瀧でした。
特に町山さんはこの番組で興味を持って
著書や映画解説をしているポッドキャストを聴き始めました。
次番組は「たまむすび」という
元旦に有名人格付けチェックのアシスタントをしている
赤江珠緒さんがパーソナリティを務めることになっていて
「キラキラ」から引き続き出演するのは
びびる大木と町山さん、そしてピエール瀧だそうです。

宇多丸さんと吉田豪が抜けるのは本当に残念で
その代わり、ピエール瀧が残ったのが解せません。
この人、一見するとエラそうでは全然ないんですが
ラジオをよく聞いていると、
すごい上から目線ということに気づきます。
コメントが悉く、神様が天空から下界を覗いて
しゃべっているような感覚があります。

そもそも番組が終了するきっかけが
小島さんが降板することにあったみたいで
その降板の理由というのが
ラジオ局が求めたのが、50歳前後のまだこの番組を聞いていない人たちを
ターゲットにした放送をしてほしいということで
平たく言うとそこらへんに媚びた番組にしてもらいたいというのに対して
小島さんは今聞いているリスナーを一番に考えている
という意見の相違からくるものという説明が本人からありました。

こう思う気持ちに間違いはないんでしょうけど
客観的に見ると、最近テレビの仕事も増えてきたし
自分の想いを曲げてまで続けるメリットはないとか
大人だから天秤にかけた部分はあると思うんですよね。
(本人はそういったことは言ってませんが)
それで結局、局が降板させたのではなく
本人から降板を申し出て受理されたんですから
リスナーを一番に考えているなら
続けてもらいたかったですね、
それだけ聴き甲斐のある番組でしたから。

それに小島さんってコメンテーターの一人ではなく
「キラキラ」のように、あくまで自分が中心で回していく方が
合っているような気がするんですよね。
同じようなパターンで、坂上みきがラジオからテレビに軸をうつしたときに
あまりハマらなかったのと似ています。
AKBの30番目のメンバーにいるのがいいのか、
SKEの中心メンバーにいるのがいいのか
これは性格的な問題だと思います。

とりあえず朝の通勤時に聴いていた
貴重な戦力がなくなってしまって
困ったことになりました。

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